将来が決まらない高校生のための3つの解決策

「進路相談で何を話していいのかわからない」「進路はまだ決まってない、どうしよう」とと不安を抱えている高校生は実は多いのです。周りは進学だったり、就職する人もいたりすれば、自分だけ決まっていないと焦ってしまいます。

この記事では、将来の自分の進路を決めるために、何から考えればいいのか、そして進路によってどんなメリットとデメリットがあるのかを書いていきます。

将来のことを考えなきゃいけないのは分かってるけど、やりたいこともないし決められないという人は、ぜひ参考にしてください。大事な自分の将来のことですから今ここで、一緒に取り組んでいきましょう。

【—このページの目次—】
1.高校生のうちに将来は決まらない
2.将来が決まった時の選択肢 : 進学
3.将来が決まった時の選択肢 : 仕事に就く

高校生のうちに将来は決まらない

高校生のうちに自分がやりたいことがはっきり決まっている人は少ないです。だから焦ることはありません。多くの人は、興味のあるものを進路に選んでいるのです。将来は今決めるのではなく、今絞り込むのです

将来は何があるのかは誰にもわかりません。みんな確信があって進路を決めているのではないのです。

進路は将来の自分が歩む道ということですね。それを決めるのは誰でもないあなたの自由です。だからこそ、数ある選択肢の中から選ぶことは難しくなるのですね。進路が決められないという人がいてもおかしなことではないのです。

今直面している進路の選択を人生最大の決定だとは思わないでください。誰にでも進路変更はできますし、成長していく中で見えてくるものがあります。現に今成功している人も、その時々で選択をしているのです。

それが興味のあるもの、お金持ちになれそうなもの、ずっと仕事に困らないものとそれぞれの選択基準において進路を決めています。ですから、肩の力を落として、考えましょう。

一番いいのは、興味のある進路を選択することです。少しでも興味のあるものに、どんな仕事があるのかと探ってみても、その選択肢は溢れるようにあることに気づきます。

もし、興味のあるものがまったく思い浮かばないという場合であれば、嫌なことからリストアップしましょう。それが人と関わるサービス業は合わないとか、勉強は苦手とか、そういう嫌いなものからなんでもいいのでリストアップすれば、必然と好きに近いものが見つけられるはずです。

将来の行方は誰にもわかりません、しかし、人は好きでなれなければ、続けることが苦痛に感じてきます。成功している人も、興味から始まっているのです。
ですので、少しでも興味のあるものを選んでいきましょう。興味が何にも沸かなければ、今のうちに色んなことを経験してみましょう。

将来が決まった時の選択肢 : 進学

興味のあることからいろんな職業があるということを知ったはずです。その仕事にをするには、どんなスキルが必要なのかが次の選択になります。大きく分けてその選択は、進学か就職かに分かれてきます2。

進学の場合は大学、専門学校などの選択肢があります。興味のある仕事に必要なスキルが、特殊であれば専門学校へいくことの方が専門的な分野でより深く早く身につけることができます。
同じ夢に向かって学ぶ人たちばかりなので、ともに励まし合い、ライバルと成長したりと仲間を見つけることができるでしょう。

大学の場合、各学部があり、そこでも専門的な知識は身につけられますが、その他にも別の分野を学ぶことができるメリットがあります。様々な分野を目指す人がいますので、人の多様性を学ぶことができます。専門学校に比べ自由度が高い分、やりたいことが決まっていなくても、大学生活の中で見つけられることも多いです。

進学といってもこの他に、昼間は働いて夜間学校で学ぶこともできますし、オンライン通信講座という手段もあります。どれもまずは興味のある職業から、そのスキルを学ぶために学校を絞り込み、自分にとってのメリットから学校を選ぶとよいでしょう。

将来が決まった時の選択肢 : 仕事に就く

興味のある仕事を絞ったら、進学ではなく仕事をするという手段があります。
仕事をするという手段は、就職以外にもアルバイトという選択肢がありますね。そのメリットをみていきましょう。

仕事をするメリットは、実務経験が早くできるという面です。社会人として巣立つことにもなりますので、実務経験の他にも社会経験ができるのがメリットでもあります。

将来の仕事に就く際に、専門的なスキルが必要となる職種の場合、実務経験を問われる場合があります。そうでない場合でも、実務経験があるということは就職に有利になりますので、進学せずに仕事についた場合は、早く目標に近づくことができるのです。

このようなメリットがあるので、将来の目標が見えている場合は有利に働きます。しかしながら、学歴がないと就職ができない企業は多く存在しますのでその点の注意は必要です。

将来の目標がはっきりとしていなくても、ある程度見えているということであれば、就職ではなくアルバイトという選択肢もあります。その場合、収入、保険などの雇用契約の違いが就職とは違い、生活ができるかどうか考えることも必要です。

もちろんですが、仕事についたとしても、転職という手段もあったり、仕事を辞めて進学をする人もいますので、変更が効かないというわけではありません。

このように、進学にしても、仕事に就くにしても、あなた自身は成長し変わっていきます。人は、成長することで視野が広がるので、その中で自分の道に合った選択をしていくのです。そして、その選択に重要なのは、やはり興味があるかないかになってきます。つまり、興味のあることを見つけ、そこから進学か就職かを選ぶのが、今できる選択になるのです。

将来が決まらない高校生の3つ解決策のまとめ

将来が決まらない高校生の3つ解決策のまとめは以下になります。

・将来は高校で決めるものじゃない
・将来の次の選択肢 ー 進学
・将来の次の選択肢 ー 仕事に就く

進路決定に初めて直面するのが高校生という人は多いです。だからこそ進路というなんだか重大な言葉に焦りも感じてしまうでしょう。ただ、振り返ってみると、大人になっても進路に悩んでいる人がほとんどです。正しく言えば、大人になってやりたいことが具体化する。だから、その進路に悩みながら向かって行っているのです。大人になっても新しい世界をどんどん知ることになります。そこでどんどん変わっていくことでしょう。だから今のうちに絞り込めれば絞り込んで人生の目標に近づけるようにしておいた方がいいですね。

YOSHIKA YAMASAKI

マルチクリエイターとして活動。幼い頃から表現の世界に足を踏み入れ、それは、写真、絵画、詩をまたぎ、人間の深層心理までをも引きずり込んだ表現意欲を探り続ける旅となる。地図を持たない自由な旅を国内外問わず続け、人の多様性を学び、自然を学び、自らの表現の糧とする。自由奔放な発想で、大手外資系企業との経歴も抱えながらも、現在は表現者として、人と人の関係、ひいては、人と自然の関係を探る旅を再開している。

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