将来が怖くて不安 – 怖さと不安の秘密を大検証!!

「将来が怖くてたまらない」「将来を考えると不安で生きるのが辛い」と将来に対して怖さや不安が振り切ることはないでしょうか?怖さや不安が大きくなれば、心は支配され、怖くて不安で生きるのも辛くなってきますよね。

この記事では、将来が怖くて生きることが不安だと辛くなった場合に、どうすればいいのかを書いていきます。

将来が怖さや不安で何も手につかないのに、時間は過ぎていく。怖さを克服できなければ、不安は大きくなるばかりで、1秒1秒が辛くなってしまうでしょう。

その辛さを解放するためにも、怖さや不安の原因と理由について考えてみましょう。そして、そこから解決法を導きだしますので、将来への怖さや不安を乗り切るなるための参考にしてください。

【—このページの目次—】
1.将来が怖い、そして不安になるのはなぜ?
2.怖くなる正体は?不安と心配とはどう違う?
3.不安という怖さや心配の解消法

将来が怖い、そして不安になるのはなぜ?

将来を怖いとか不安だと思ってしまう時、それを解決するには原因を探る必要があります。その怖さという感情とは一体何者かというと、不安という感情の1つと考えられています。
不安という感情が、心配と恐怖に分けられるのです。

この不安は、誰もが経験する感情です。この感情は、よい感情とはいえないのですが、不安は自己を脅かそうとするものに対する感情なのです。だから辛くなってしまいます。しかし、不安は悪者ではなく、不安があるからこそ事前に対策ができるといった、危機回避能力ともいえるものなのです。

この怖さという不安の正体は、何か悪いことが起きるのではないかといった感情で、未来に対してなど漠然とした対象から起こります。その漠然とした対象がネガティブな思考と結びついたものが不安となるのです。

不安は恐怖と心配に分けられ、それぞれに違いがあります。
恐怖の場合は、恐怖はその対象が状況からなくなれば消えていく不安です。心配の場合は、始まりも終わりもはっきりとせず持続する不安です。

人は未来に対して不安を抱いてしまいます。その不安の乗り越え方は人により様々ですが、うまく乗り越えることができない場合、大きなストレスを心に抱え込んでしまいます。そのため心の問題を引き起こしてしまうことにもなってしまうのです。

怖くなる正体は?不安と心配とはどう違う?

怖さや心配が、不安の中にあることがわかりましたが、それぞれにどう違うのでしょうか?それをここから説明していきます。これらを詳しく分別することで、解決策を導く材料にしていきましょう。

最初に、初めて1人で海外旅行にいくAさんとBさんの話をします。

AさんもBさんも、電車が遅れないか、飛行機は無事に飛べるのか、窃盗など危険な目に合わないかと考えます。
2人とも不安がありましたが、Aさんは旅行へ行くことができました。しかし、Bさんは飛行場に着く前に引き返し、海外旅行はキャンセルとなりました。

ここであげた AさんとBさんの違いは何かを考えてみましょう。

Aさんの場合、抱いたのは怖さでした。怖さは、対象が状況からなくなれば解消するので、予定通りの電車に乗れた時点で、電車が遅れるかもしれないという怖さは消えます。飛行機に乗れば飛行機は無事に飛べるのかという怖さが消えてゆきます。つまり、Aさんは怖さの対象が無くなるごとにストレスを減らし、旅行に旅立つことができたのです。

しかし、Bさんの場合が頂いたのは怖さと心配でした。そして、予定通りの電車に乗れても、何か悪いことが起こるかもしれないという心配は続きます。ついには、不安のストレスがピークに達し、途中で引き返してしまったのです。

このAさんとBさんの例で注意して欲しいのが、怖さと心配の違いです。不安の正体が、怖さの場合は、その対象が状況からなくなれば解消することができます。そのためストレス軽くなったAさんは旅行に旅立てました。
しかし、心配の場合は、その対象となるものがはっきりしません。そしていつから心配だったのか、いつ心配が終わるのかもはっきりしないのです。ですので、心配が解消されずBさんは旅行をキャンセルしてしまいました。

話を戻して、将来が怖いとか不安という場合ですが、その怖さを取り除くことができれば怖さから解放されます。しかし、心配でという場合は、その対象もはっきりしないので、これをやれば心配はなくなるというものがないのです。

不安という怖さや心配の解消法

ここまでに怖さや不安がなぜ生まれるか、そして不安の正体を詳しく書いてきました。
不安の中には怖さや心配が含まれることが分かりました。そして、怖さと心配と似ているのですが、メカニズムが違うということが分かりました。

では、将来が怖いとか、不安だ、と考えた時にはどうすればいいのでしょうか?それは、意識の転換をするということです。なぜなら、将来はまだ見えないところにあり、取り除くことはできません。だから、怖いや心配といった不安を抱かない状況に変えることが解決策なのです。

怖さや心配とは、未来に対してのネガテイブな思考から生まれます。しかし未来は未来なので、それは可能性でしかありません。

例えば、テストで赤点を取るかもしれないと怖さや心配があっても、テストが得意分野だったり、簡単なテストであれば満点を取る可能性だってあるのです。

こんなふうに、ネガティブな可能性もあれば、ポジテイブな可能性もあるのだということを忘れてはいけません。そして、ポジティブな面を意識することで、怖さや心配といった不安は減らすことができるのです。

可能性という話をすれば、話に終わりがありませんので、それは意味はありません。ただ、その怖さや心配という不安は、あなたを脅かす存在にするのか、それとも危機回避の手段にするのかはあなたしか決めることはできません。

だから、怖さや心配という不安を克服したいと思うのであれば、危機回避に役立てようとかポジティブな面を意識しよう、と思考の転換をすることが解決策になるのです。

怖さの場合は対象となるものを無くせばいいので、怖さの問題解決ができる場合もあります。しかし、心配の場合は、これをやれば解決するというものはありません。なぜなら、心配はあいまいだからです。ですので、心配の種になりそうなものを探して、解決していけば、その心配は小さくなっていくのです。

このように、怖さや心配という不安を取り除くには、まず思考の転換が必要になります。そして、怖さを取り除くにも、心配を取り除くにも、解決をしていくという行動力が必要になります。

将来が怖くて不安で、何も手をつけられないという人は、すぐには行動に移せないはずです。なぜならその不安が大きすぎるからです。その場合は、思考の転換をして気持ちを軽くしてから行動に移しましょう。

将来が怖い・不安の大検証のまとめ

将来が怖い・不安の大検証のまとめは以下になります。

・将来が怖い・不安なのはなぜ?
・怖さの正体 不安と心配との違い
・将来に対する不安の解決法

人は不安を抱いてしまうものですが、時にそれは、自己の存在さえ脅かすものとなってしまう場合があります。どんなに辛くても、それを耐えてしまう大人は多いものです。それは自分を苦しめるだけで、何も解決できないのであれば、誰かに助けてもらうことが必要なのだと気づくことも大切です。

YOSHIKA YAMASAKI

マルチクリエイターとして活動。幼い頃から表現の世界に足を踏み入れ、それは、写真、絵画、詩をまたぎ、人間の深層心理までをも引きずり込んだ表現意欲を探り続ける旅となる。地図を持たない自由な旅を国内外問わず続け、人の多様性を学び、自然を学び、自らの表現の糧とする。自由奔放な発想で、大手外資系企業との経歴も抱えながらも、現在は表現者として、人と人の関係、ひいては、人と自然の関係を探る旅を再開している。

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