考える力のない大人のたった1つの勉強法

「考える力がない」「考えられる大人になりたい」と悩むことはありませんか?

今回は、考える力を失った大人のための勉強法を書いていきたいと思います。

私が紹介するのは、普段通りの生活でできる、簡単な方法です。私自身もこの方法で考える力をつけてきました。

考える力がない…とショックを受けている大人に、この簡単ですぐに始められる方法を書いていきますので、今日から始めてみましょう。

【—このページの目次—】
1.考える力を失った大人たち
2.考える力をつける 大人のためのたった1つの勉強法 ー その1 ー
3.考える力をつける 大人のためのたった1つの勉強法 ー その2 ー

考える力を失った大人たち

考える力がないと思っている大人は多いです。考えようとしても頭の中がぐちゃぐちゃに絡み合う、頭の中が真っ白になるといったことを聞きます。

それは何もおかしなことではないのかもしれない。現代は情報過多の時代。これまでの中でも現代は、大人から子供までがはるかに多くの文字を読んでいます。

ただそれが、考える力をなくす原因なのです。大人も子供も頭の中には情報がリミットを越えて詰まっています。詰まっているというより、散々に散らばっている状態なのです。

ここで、考える力とは何かを考えてみましょう。考える力とは、情報と情報をつなぎ合わせる力です。頭の中にある情報と情報をつなぎ合わせて結ぶ作業をする、そして新しい情報を生み出すのが思考力なのです。

現代は情報が入るだけ入った状態で脳がパンパンの状態です。それをつなぎ合わせなくても、調べれば答えという情報が入ってきます。それはあなたの思考力ではないのです。ただの情報という材料がプラスされただけなのです。

つまり、考えるとは情報と情報を自分でつなぎ合わせなければいけないということ。それをやっていなければ、考える力は衰えていくばかりなのです。

考える力をつける 大人のためのたった1つの勉強法 ー その1 ー

ここからは、考える力のない大人のための勉強法を紹介していきます。

考える力を鍛えるために、あらゆる本が出版され、インターネットでも様々な方法は見つけることができます。私が紹介するのはとても簡単な方法で、いつもやっていることをそのままやってもらえればいいのです。

それが何かというと、いつものように何かを読むことです。
今の時代というもの、新聞を手にとって読んでいる人は少ないですね。スマホでニュースを見ることもできれば、気になることを探したり、気に入った番組を見たりと誰もがスマホを活用しているはずです。

だからそれをいつものようにやってもらいます。ただし、読んで欲しいのは、普段読まないような記事であったり、本だったりということだけが条件です。スマホでなく本を読んでいる人ならば、本でいいでしょう。

とにかく興味のない分野、いつもだったら読まない内容の文字を読んで欲しいのです。理想的なのは短くてもいいから本です。記事であれば短すぎる場合もあるので、考える力をつけるには時間がかかりすぎるからです。

なぜ、興味のない分野の内容を読んでもらうかというと、普段興味のあることや好きなことを読んでいる時には、多くの人が飛ばし読みをするからです。飛ばし読みをしても、あらかじめ情報があるから全体としての内容は分かるからです。

しかし、知らない分野となると知らない言葉も出てきたり、分からないところを飛ばしても内容は繋がりません。だから、読み慣れないものを読んでもらうのです。そして分からないところは調べ、すべての内容を理解するようにしましょう。この理解することが、情報と情報のつなぎ合わせしていることになるからです。

考える力をつける 大人のためのたった1つの勉強法 ー その2 ー

普段読まない分野の記事や本を読んで内容を理解したら、その内容を家族や友人に伝えましょう。
これは考える力、つまり情報と情報をつなぎ合わせる練習になるからです。

記事や本の内容を読んだのなら、すべて暗記できる人などいないと思うので、情報というパーツが頭の中に入っているという状態です。それらをつなぎ合わせなければ、読んだ内容を伝えることはできないからです。

頭の中に残っている情報を、自分で再度つなぎ合わせるという作業、これ自体が考えることでもあります。こうやって考える力を少しずつ鍛えていくのです。

このように考える力をつけるために、簡単にできるところからやっていけばいいでしょう。実はこの大人のためのたった1つの勉強法は、理解するということなのです。いつも文字を読んでいるといってもほとんどの大人は理解できていないのが実際のところなんですね。

理解をする練習をすることは、すなわち様々な考えかたを理解することで、視野を広げることになります。視野が広がれば、つなぎ合わせる情報の量も格段に増えますね。そうすることで新たなアイデアが出たりと考える力の恩恵を受けることができるのです。
普段できるところから少しずつ考える練習をして、考える力のある大人になっていきましょう。

考える力をつける大人の勉強法のまとめ

考える力をつける大人の勉強法のまとめは以下になります。

・考える力は失った
・考える力のある大人のための勉強法その1
・考える力のある大人のための勉強法その2

普段できているようで考えることが少なくなった現代人。質問はでてくるものの答えは考えずとも調べればいい、その繰り返しが行われて、考えることをやめてしまった。
だから、脳はそれに慣れてしまい、考えようとすると思考停止状態。この危機を乗り越えなければ、私たちは機械のように動くだけになる。

YOSHIKA YAMASAKI

マルチクリエイターとして活動。幼い頃から表現の世界に足を踏み入れ、それは、写真、絵画、詩をまたぎ、人間の深層心理までをも引きずり込んだ表現意欲を探り続ける旅となる。地図を持たない自由な旅を国内外問わず続け、人の多様性を学び、自然を学び、自らの表現の糧とする。自由奔放な発想で、大手外資系企業との経歴も抱えながらも、現在は表現者として、人と人の関係、ひいては、人と自然の関係を探る旅を再開している。

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