プライドが高いのに自信がない人の対処法

「あの人プライドが高くて…」とか「プライドは高いくせにいざとなったら…」という人に悩んでいませんか?もしくは自分に心当たりがある人もいるかもしれません。

今回は、プライドが高くなる理由と、その場合の対処法を考えていきます。

プライドが高くて自信がない人は人の意見を聞かなかったり、意見されると怒ったりします。また、当人にとってもプライドが高いのに自信がなくて行動に移せないなど困ってしまうものです。

なぜ、プライドが高くなってしまうのか、そしてその場合どうすればよいかを書いていきますので一緒に考えてみましょう。

【—このページの目次—】
1.プライドが高いのに自信がない人の特徴
2.プライドが高くて自信がなくなる理由
3.プライドが高くて自信がない人がやること

プライドが高いのに自信がない人の特徴

プライドが高くて自信もある人はすぐに分かっても、プライドが高くて自信がない人というのはどういった人でしょうか?

プライドが高くて自信がない人の特徴は、次のような特徴があります。

・自慢話をする
・強がっている
・怒ったりイラついたりメンタルが不安定
・周りの評価を気にする
・いざとなると行動できない
・負けを認めない
・傷つきやすい

あなたの周りにこんな人はいませんか?もしかしたら、あなた自信に心当たりがあるかもしれませんね。特徴を見てみると、それはよい特徴とは言えません。もし心当たりがあるのなら、対処をしておいたいいみたいですね。

プライドが高くて自信がなくなる理由

プライドが高いことは悪いことではありません。ただプライドが高すぎると、自意識過剰になってしまい、現実とのギャップが生まれてしまいます。プライドが高すぎると、小山の大将のように自信も持っているはずなのに、どうして自信はなくなってしまったのでしょうか?

これには理由があります。

自信とは人よりできるという周囲との比較から生まれます。ですから、比較する周囲が、自分より劣っている場合に自尊心は高まり、自己評価は上がるのです。それが自信となってプライドを築くものでもあります。

しかし、プライドが高いながら自信がないと言う人は、自尊心を守ろうとするために負けたくないと考えます。そこで、虚勢を張ってしまうからなんです。

例えば、小学生の時に成績優秀で褒められて育った子は自己評価が上がるので、プライドは高く、自信も持ちます。そして、中学校に上がってその成績が、これまでのように上位ではなくなった場合に、プライドがあるため「自分は優等生なんだ」と虚勢を張ってしまいます。しかし、周りは褒めてくれない、認めてくれないため「自分は優等生なんだ」と自慢したりとしてしまうのです。

このように、何かのきっかけでこれまでのプライドがゆるいだ時に、虚勢を張り、守る行動に出る。これがプライドが高いけど自信がない人になってしまう理由です。

プライドが高くて自信がない人がやること

プライドが高いのに、自信がない人の場合、どうすればいいのでしょうか?それは、正しく自己評価をするということです。

なぜなら、プライドが高いのに自信がない人は、自尊心を守りたいのです。しかし、現実との間にギャップがあるからです。

現実とのギャップがあれば、周囲からはプライドが高いと煙たがられるのです。当人がそれに気づいているならば、そのギャップが埋められなくて苦しんでいるはずです。

ギャップを埋めるのには努力が必要ですから時間がかかります。ですから、現在の自分を正当評価することが大切になります。それは、現時点の自分のできることとできない事を、正しく、そしてそれらを認める事になります。

できることを認めるのは簡単でも、できない事を認めるのは難しいです。それにはプライドが傷ついてしまうからです。しかし、そうではなく、失敗は成功の元、できないことはこれからできるようになればいいなどとポジティブ志向へ転換することが大切です。

本当の自分を認めて初めて自分の成長へつなげることができるのです。正しい自分を見極めて、自分の成長へとつなげていきましょう。

プライドが高いのに自信がない人の対処法のまとめ

プライドが高いのに自信がない人の対処法のまとめは以下になります。

・プライドが高いのに自信がない人の特徴
・プライドが高いのに自信がなくなる理由
・プライドが高いのに自信がない人の対処法

プライドを持つことも自信を持つことも悪いことではありません。ただどちらも高すぎては困る、低すぎても困るのですよね。正しいプライドと自信が持てないとしても、それには周囲の関与が大きく影響しているので、自分を否定するようであってはいけません。周囲と影響が大きいからこそ、暖かい周囲の理解が求められるところでもあります。

YOSHIKA YAMASAKI

マルチクリエイターとして活動。幼い頃から表現の世界に足を踏み入れ、それは、写真、絵画、詩をまたぎ、人間の深層心理までをも引きずり込んだ表現意欲を探り続ける旅となる。地図を持たない自由な旅を国内外問わず続け、人の多様性を学び、自然を学び、自らの表現の糧とする。自由奔放な発想で、大手外資系企業との経歴も抱えながらも、現在は表現者として、人と人の関係、ひいては、人と自然の関係を探る旅を再開している。

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