自信を持つメリットの徹底検証!!

「自信を持てと言われるけどなぜ?」「自信を持つメリットって何?」と考えることはありませんか?
今回は、自信を持つことのメリット、そして自信を持つためにはどうするのかを書いていきます。

なぜ自信を持てと言われるのか、自信を持つことのそもそものメリットって?と考えているのであれば、ここで解説していきますので一緒に見ていきましょう。
そして、自信をつけるためにはどうすればいいのかも紹介していますので参考にして下さい。

【—このページの目次—】
1.自信を持てばどうなる?そのメリットは?
2.周りを気にする日本人が自信を持つのは難しい
3.自信を持つにはどうするか、その方法

自信を持てばどうなる?そのメリットは?

自信を持つと持たないとではメンタルの部分だけではなく、思考や行動までにも大きな違いが現れます。自分の力で生き抜くために、そして自分らしく生きるためには、自信を持つことの方がメリットが大きいのです。
自信を持つ場合とそうでない場合は思考が違うわけですから、対処も違ってくるからです。

自信があると、焦らずに落ち着いていられます。その場合、たとえ問題にぶつかっても落ち着いた判断ができるということです。
自信がない場合は、問題にも必要以上に焦ってしまったり、冷静を欠くことで正しい判断ができなくなったりするのです。

そして、自信がある場合はメンタルが安定しているので、悩み自体が減ります。それとは逆に自信がない場合は、メンタルが不安定で、1つの悩みから別の悩みを作ったりと、負の連鎖に陥ることも少なくありません。

たとえばの例を2つ上げてみましたが、自信を持つ人、持たない人ではこのように感情、思考そして行動の段階で全て違う道を通ります。そして自信があれば前向きな人が多く、気持ちがいつも新鮮です。変化も恐れないタイプが多いです。お分かりのように、これらは、自分らしく生きるための大きなメリットになります。

周りを気にする日本人が自信を持つのは難しい

日本人と外国人を比べれると、自信を持つ人持たない人の違いが分かりやすいです。日本人は周囲との同調をし過ぎます。それは国民性とも言えるものです。そしてこれが自信にも関わってくるのです。
自信とは周囲との比較によって生まれるものですから、周囲に合わせてしまう場合に自信を隠してしまうということになるからです。

心理学者のハスが、アメリカ人と日本人を対処にした自己意識の実験を行いました。人の意識とは、私的自己意識と公的自己意識に分けられます。私的自己意識は、自分の心の内側にある感情や欲求や考えといった誰にもわからない部分です。公的自己意識は、自分が周りからどうみられているかという外側から見た自分を意識することです。
この実験の結果、日本人は公的自己意識が強く働きます。つまり、日本人は自分が人からどう見えるかを意識し過ぎるということです。

この日本人の公的自己意識は、空気を読むことや、チームワークといった面で強みとも言えるところですが、その反面、周りに合わせていれば、自分に自信があってもなくても、それは関係なくなるので、自信を持っていたとしてもその効果が活かせないということになります。そればかりが続けば、周りに合わせ過ぎて自信をも失ってしまうことになり兼ねないのです。

このように、日本は自信を持っていてもそれを活かせる場所が少なく、そのため自信を持つ人に対する異質感があるのかもしれません。

自信を持つにはどうするか、その方法

自信を持つことは、自分らしい人生を生きるためには、大きな力となります。しかし、その力がなかなか発揮できない状況にあります。そして、自信を持てない人も多くいるのです。では、どのようにすれば自信は持つことができるのでしょうか?

それは物事を多方面から考える客観的視点を身につけること、そして成功体験を増やすことです。

自信とは周囲との比較により生まれるものですから、残酷のようですが、周囲と比較して自分が優っていれば自信は沸くのです。しかし、それは周囲との比較なので、周囲が変われば自分が優っているか劣っているかとまた判断し、その結果は違いが出てくる場合があります。自信を持っていたのに、次の判断で劣っていると判断してしまえば、自信喪失にもつながるのです。

だから、周囲と比較し過ぎないことが重要になってきます。それには周囲という比較対象を対象から外してしまえばいいのです。つまり、周囲と比較しても周囲は周囲のことであると客観的視点を持てば良いのです。

社会には同じ人などいないのですから、客観的視点を持てば持つほど比較をしなくなります。つまり、いろんな人がいるのだという理解をするので、比較が自信へ影響を及ぼさなくなるのです。そうすれば天狗になることもなく、自信喪失になることもありません。そして自分自身には周囲と同じように、得意分野があるという理解に至るので本来の自信が現れます。

そこから自信をつけるためには、成功体験を増やしていくといいのです。つまり、努力で自信は付けられるということです。

このように、人が比較をするのは仕方のないことではありますが、自信を失くすような比較の仕方はやめなければいけません。その比較がライバルのような、自分の努力のモチベーションを保つための比較である以外は、よい影響を与えるとは言えないからです。

自信を持つメリットのまとめ

自信を持つメリットのまとめは以下になります。

・自信を持つメリット
・日本人は自信を持つのが難しい
・自信を持つにはどうするか

自信は比較によって生まれるものですが、比較しがちであれば世の中はギスギスします。正当評価をするためには比較はある程度抑えなければいけないでしょう。そしてその比較は特定の周囲と行われているだけなので、それを知ることの方がもっと必要なことかもしれません。それには、世界には他に不幸な人はいるといったような教え方ではなく、世界自体をまずさきに教えることが重要なのです。

YOSHIKA YAMASAKI

マルチクリエイターとして活動。幼い頃から表現の世界に足を踏み入れ、それは、写真、絵画、詩をまたぎ、人間の深層心理までをも引きずり込んだ表現意欲を探り続ける旅となる。地図を持たない自由な旅を国内外問わず続け、人の多様性を学び、自然を学び、自らの表現の糧とする。自由奔放な発想で、大手外資系企業との経歴も抱えながらも、現在は表現者として、人と人の関係、ひいては、人と自然の関係を探る旅を再開している。

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