自信を持つための潜在意識 – 疑惑発覚!

自信を持つためには、潜在意識を変えればいいのでしょうか?実はそれはとても危険。だってそれは自己暗示をするということですから。

なぜ自信を持つために潜在意識を変えることが危険なのか、ここで解説をしていきます。

自信を持つために根拠のない自信をもつのだと世間では言われたりもしますが、そうした場合の結果どうなるか、それについても触れていきたいと思います。

【—このページの目次—】
1.潜在意識の中に根拠のない自信を持つ人は危ない
2.潜在意識の中に根拠のない自信を持つメリット
2.自信のない人が潜在意識を変えられるか!

潜在意識の中に根拠のない自信を持つ人は危ない

あなたの周りに自信家はいないだろうか?会社の上司や同僚にもいるかもしれない。そういった自意識過剰ピープルよりたちの悪いのは、根拠のない自信家だ。

いや、だって、それは嘘と同じだから、イソップがいつも隣にいたら面倒ではないか。

巷には、自信を持つのに潜在意識に根拠のない自信を持てと煽っている人がいると言う。高額セミナーなんか催して発言しているものもいると言うのだ。いや、ちょっとまって、それってホラですから。

例えばそんな根拠のないキラキラの自信を手に入れたとしましょう。自分は運命の人と出会って恋に落ちるのだと自信があって、もし、仮に運命の人と出会っても、肝心なのは出会いじゃなくて、付き合い方の方じゃね!?
自分は大金持ちになれると自信を持って、もし、仮にがっぽり儲かる話が転がり込んだとしまよう。肝心なのはビジネスのノウハウじゃね!?

とまあ、私は鼻から潜在意識の中に、つまり根拠のない自信を持て宣言には水を差しているのです。だって、何度も言いますが、それ嘘ですから!

あなたが倒産して生活の危機の時に、幸せは約束されてるからなんか言われたら無視しませんか?失敗続きで落ち込んでいる時に、次は必ず成功するからなんて言われても、信じれますか?

良い結果を望むのは誰だってやることです。だけど、その結果と現時点の自分にギャップがあり過ぎれば当然叶うはずがない。自分と結果とのギャップがあまりなければ努力なしでも叶うかもしれませんが、ギャップがある場合には努力で埋める必要があるのです。

潜在意識の中に根拠のない自信を持つメリット

潜在意識の中に根拠のない自信を持つ理論にいきなり水を差しちゃいましたが、根拠のない自信にもちゃんとメリットはあります。ただ、ちゃんと使い方を知ってないと先ほどのように面倒な自意識過剰ヤロウになっちゃうのでご注意を。

まず、面倒なヤツにならないよう、他人を巻き込まないことが基本です。周りに迷惑をかけちゃいけないと小学生の頃教えてもらったかな、それです。
つまり、潜在意識に根拠のない自信を持つのは、自分だけに使ってあげると効果を発揮するのですね。

ただし、これにも注意が必要です。嘘はダメです。ただ、ぼかしはOKです。
どういうことかというと、先ほどの例の失敗続きで落ち込んでいる時、次は必ず成功すると思い込むのは危険です。もし、次で失敗すれば、もっとズタズタに自尊心が傷つけられるから。

だから、ぼかしを使います。次は成功できるかもしれない。このぼかし効果を使うことで向上心が湧いてくるのですね。次は成功できるかも!やる気が出てきた!となれば結果的に努力をするのです。

これはかっこよくいえば潜在意識による危機回避能力の例でもあるでしょう。失敗はできないという危機感からそれを回避する能力。この回避を逃げるではなく、逆に立ち向かう方に発動させるのがぼかしの効果です。

まとめると、以下になります。
・潜在意識の中の根拠のない自信は自分のために使う。
・潜在意識の中の根拠のない自信はぼかして使う。
・潜在意識の中の根拠のない自信はマイナスをプラスに変える時だけ使う。

自信のない人が潜在意識を変えられるか!

自信のある人ない人が世の中にはいます。自信がある人なら潜在意識の中に根拠のない自信を持つことは簡単でしょうが、自信のない人が潜在意識の中の根拠の自信を持つことができるでしょうか?

自信がないからできないよね?そもそもここが問題です。

潜在意識の中に根拠のない自信を持つことは危険だけど、役立つ面もあるので、それを利用すれば自信を無くしてしまってる人も立ち直れます!
つまりぼかしの効果を使って、また前向きな気持ちにさせるということです。

自信をなくしてしまっているのであれば、もう自尊心もズタズタなのです。自信がないために自尊心も高められないという泥沼なのですね。そういう時にぼかして可能性がないわけじゃないと思うことは非常に重要です。

それでも自尊心が高められないという場合には、一つ一つ客観的に理解することが必要です。なぜなら自己評価が必要以上に低いから自信を持ててないからですね。

その方法は過去の行動と結果、その時の感情の流れを書くこと。思い出すのも嫌なら今日からやればいいです。ラフ日記をつけましょう。
気軽に行動とその結果そして感情の流れを書いていくだけです。毎日書く必要はありません。印象に残った時だけでいいです。

紙に書くことは思考と違って嘘偽りがありません。そしてそれらを後に見直すことで、当時の行動、結果、感情の流れからは離れた視点から見るという客観視ができるからです。

そうすれば、自己評価だけにとらわれず、客観的な視点で正しい自己評価ができるようになるのです。すでに自信をなくしている人なら尚更、危険を犯さず着実に正しい方向で自信をつけていきましょう。

自信を持つための潜在意識の疑惑のまとめ

自信を持つための潜在意識の疑惑のまとめ

・潜在意識の中に根拠のない自信を持つ人は危ない
・潜在意識の中に根拠のない自信を持つメリット
・自信がない時の正しい自信の付け方

人は楽したいものだから、簡単であればそれは嬉しいことはない。だけど、時にそれは危険も伴ったり、逆効果だったりもするので、慎重にならなければいけない。とは言っても、情報過多の世界、つまりは、自己判断が非常に重要な鍵になる。少しでも不安要素があれば、自分で調べる癖をつけ、嘘の情報を排除していく能力が必要だ。

YOSHIKA YAMASAKI

マルチクリエイターとして活動。幼い頃から表現の世界に足を踏み入れ、それは、写真、絵画、詩をまたぎ、人間の深層心理までをも引きずり込んだ表現意欲を探り続ける旅となる。地図を持たない自由な旅を国内外問わず続け、人の多様性を学び、自然を学び、自らの表現の糧とする。自由奔放な発想で、大手外資系企業との経歴も抱えながらも、現在は表現者として、人と人の関係、ひいては、人と自然の関係を探る旅を再開している。

記事一覧