忍耐力と精神力は鍛えない!培うのだ!

忍耐力がない…。精神力がない…。だから目的が成し遂げられないと考えることはないですか?
忍耐力と精神力の正体はなんなんだろう?ここでは、このような疑問を解明していきたいと思います。

果たして忍耐力と精神力の違いは?忍耐力と精神力がないのは?など忍耐力と精神力の違いを知り、鍛えるのではなく培う方法をここではお教えします。

【—このページの目次—】
1.忍耐力と精神力の違いを知る
2.精神力を広げて忍耐力を養うためのマインドフルネス
3.精神力と忍耐力を保つためのセルフケア

忍耐力と精神力の違いを知る

精神力と忍耐力の違いは何だろう?精神はいわば心と言われるので心の力ということ。これを言い換えれば、精神力とは人がもっているエネルギーそのもので何かに働きかける原動力となるものなのである。そのエネルギーが働きかける力を精神力というのだ。

じゃあ、忍耐力ってなんだろう?忍耐力は意思決定なされた特定のものに対する力動的働きとでもいうのかな。エネルギーが働きかけようとする時に生じる摩擦、それに対抗する力と考えられる。

例えば、精神力が「走って駅まで行く」と働きかける。走ってみるけど、疲れて歩きたくなった。その歩きたくなるのが摩擦で「走って駅まで行く」というゴールを維持しようとするのが忍耐力というわけ。

つまり、忍耐力は精神力の中の一つの作用なのだ。
だから忍耐力を養いたいと思うなら、精神力を養えばいいということになる。

そして、精神力は人によって違うのは当然で、それは人が育った環境が違うからだ。物事をやり遂げられず中途半端に終わったり、困難に立ち向かえなかったりする人は、この精神力が小さいからなのだ。

忍耐力がない人も精神力のエネルギーが小さくなっているからで、働きかけるエネルギーを培うことで変えられるということなのだ。だから精神力の発揮の仕方を次で紹介していきます。

精神力を広げて忍耐力を養うためのマインドフルネス

忍耐力は精神力に依存することがわかった。その精神力を広げるのにオススメするのがマインドフルネス。

精神とはいわば心だから、心の状態を良くすればいいということになるからだ。

マインドフルネスを簡単に説明すると「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」だ。

これは仏教的な瞑想に由来して、アメリカでは知られたものではあるけど、その効果は心理的・身体的健康や良好な人間関係、冷静な意思決定、仕事や学業への集中、全般的な生活向上などに効果があるとされている。

ヨガもマインドフルネスの一つの方法だ。瞑想をすることが一番ポピュラーではあるけど、その方法は多岐にわたるので自分に合うものをやればいい。

このマインドフルネスは、今の状態を社会的観念とか自己判断とかあらゆる概念に捉われず受け入れることだ。といっても、人は、幼い頃から自制も学んでいるし、抑制の中で生きてきている。だから、ありのままの姿を受け入れることは慣れてなくて難しいかもしれない。

けど、訓練していけば、心を解放できる。それが本来の精神力というものだのだよ。
本来の心の力である精神力を解放すれば、忍耐力も全力発揮できるのだ。マインドフルネスで精神力を解放しよう。

精神力と忍耐力を保つためのセルフケア

忍耐力を発揮する精神力が心の力だということはわかった。そして、精神力の解放も分かったよね。その方法であるマインドフルネスをやっていながらも社会という抑制に従わなければならないのは事実。だから心のケアが大切になる。

心のケアをしなければ、マインドフルネスで解放した心と抑制に生まれる差で心のバランスを崩すからなのだ。

心のケアをするには、心を知らなければできない。だからマインドフルネスは心のケアにも役立つのです。マインドフルネスで解放した心には、本来自分の持っている心が映し出される。そこで弱い部分というのも見つけられる。それはダメージを受けやすい部分でもあるわけです。それをいたわってあげるのですね。

自分のケアってなかなか意識的にやったことがない人もいるのだけど、それは例えば親しい友人が友達が泣いている時、あなたはどうするか?ということ。つまり、大事な人にやるように、心を読んで自分にやってあげることなのだ。

自分をありのまま受け入れるということは弱さも受け入れるということで、受け入れてはじめて克服できるものでもある。この自己認知がとても大事で、知ることで、多くの理解を得ることができる、そして克服への対処もできるということだ。

マインドフルネスを活用して、自己認知をすること、これが克服への第一歩になるということを覚えておいてください。

忍耐力と精神力のまとめ

忍耐力と精神力のまとめ

・忍耐力と精神力の違いを知る
・忍耐力ではなく精神力を培うマインドフルネス
・忍耐力を発揮する精神力のケア

忍耐力と精神力は似ているようで違う働きがあります。忙しい現代にいきていれば、心の動きを意識している人は少ないのかもしれない。現代病ともいわれる病気が出来てきているのも、そのせいではないのか、と考えずにはいられない。
人間が本来の人間の姿を忘れず大事にしていければいいのになと思ってます。

YOSHIKA YAMASAKI

マルチクリエイターとして活動。幼い頃から表現の世界に足を踏み入れ、それは、写真、絵画、詩をまたぎ、人間の深層心理までをも引きずり込んだ表現意欲を探り続ける旅となる。地図を持たない自由な旅を国内外問わず続け、人の多様性を学び、自然を学び、自らの表現の糧とする。自由奔放な発想で、大手外資系企業との経歴も抱えながらも、現在は表現者として、人と人の関係、ひいては、人と自然の関係を探る旅を再開している。

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