天才じゃなくても誰でもできる努力の方法

努力ができないと悩んでいる人は多い。その中の多くは、競争に負け自信を失っている人、そして自信がない人だと思う。天才じゃなくて、誰にでも努力はできるもの。

しかし、出来ないと思っている人は、ただやるだけと思ってるのではないか?努力をするにはコンディションが必要で、それを無視しちゃいけない。

努力は身につけているという事だから、脳が働いてないと捗らない。だから集中力を効率的に働かせる努力をするのだ。天才だけが努力ができるわけじゃない。

誰でも、努力はできるのだ。ここでは、誰でも簡単に始められる集中力のつけ方を紹介するので、あなたの努力に活かして欲しいと思う。

【—このページの目次—】
努力の敵スマホは学力の低下も招く
音楽で努力ができる脳の状態を作り出す
呼吸法で心身の健康を保ち、集中力をつける

努力の敵スマホは学力の低下も招く

最近じゃ誰もがスマホをいじっていて、下ばかりを見た人の電車は気持ちの悪い。これは日常の風景なのだけど、実はスマホが脳にもたらす刺激はこれまで例がないと言われる程だと知ってるかな?年齢超えてスマホで疲れている脳を回復させる時間が必要、つまりスマホOFFの時間を作ること。

海外ではノモフォビア、テクノストレスなどと呼ばれ様々な障害、不安障害、鬱までも引き起こすと言われている。子供のスマホ利用時間と学力の低下が比例すると日本でも実証されたり、これは意外に深刻なのだね。脳に情報を詰め込みすぎて、刺激を与え続けている、だから脳がとても疲れてしまうのだという。

そういう状態では、もちろん集中力は発揮できない。毎日スマホを見る習慣がある人がほとんどだろうけど、そういう人はデジタルデトックスをする必要がある。スマホを手放し、脳を休ませて機能を回復してあげよう。

そして、集中する時にはスマホを視界に入らない場所へ置き、サイレントにしよう。人はたった2.8秒で集中力が途切れるのだという。画面をチェックしたり、音が鳴ったりすれば、集中力が途切れ、その後の集中力は半分以下にまで落ちるのだ。

スマホの恩恵は大きいもの。だからと範囲を超えてしまえばそれは害にしかならない。デジタルデトックスの時間を作る、スマホを手元に置かないなど今日からでもできること。努力をするならその努力を無駄にしちゃだめよ。

音楽で努力ができる脳の状態を作り出す

脳が効率的に働くときに出すa波と呼ばれるものがある。その脳状態を音楽で作ってあげようということなのだ。

人によって落ち着く音楽、元気が出る音楽があると思う。実際に、音を聞く事で、人間はその影響を受けている。a波というのは、落ち着きとかリラックスするというモードの脳波なのだ。

世の中ではモーツアルトだといっているけど、モーツアルトだけと断言はできないという検証結果があるし、私の経験上それは妥当だと思う。脳も人によって違うので、どの音楽があなたに合うかは一概ではないのね。自分が落ち着けると思える音楽を聴いていると、a波を発生させる、そうすると集中力の発揮をできる状態なのだ。

だからそれはクラッシックに限る必要はないと私も考えるのだ。実際に色々聴いてみるというのがいいね。歌ってしまうような音楽は逆に集中力が削がれるので基本的にNG。

もし、見つからない時は、いわゆる雑音を流してみて欲しい。人はあまりに音があまりにありすぎる場合、例えば混雑している場所などでは人の声など気にならないはず。

それは人が音の氾濫をノイズとして処理してしまうから。ただ、嫌な気分がする雑音ではa波はでない。音楽を聴く習慣がない人などは、気にならない雑音を作り出すのがいいと思う。

呼吸法で心身の健康を保ち、集中力をつける

無意識にしている呼吸、これを改善すると集中力だけではなく心身の健康にも役立つのだ。

ヨガと言えば誰でも知ってると思う。その中の一つに呼吸法があり、ヨガには呼吸法という基本は欠かせない。

ヨガができなくても、呼吸法であれば、どこでもできる。1日数分呼吸法を取り入れるだけでも、違いを感じる事ができるのだ。

呼吸法がもたらす効果は科学的にも実証されている。この呼吸法はいわゆる腹式呼吸。この腹式呼吸は、脳を刺激して副交感神経を優位に立たせる事ができるのである。この深い呼吸ができるようになれば、瞑想状態と同じ状態にも達する事ができるので、a波とθ波を作り出すのです。a波は落ち着き、θ波は集中力や洞察力に優れると言えるので、努力にはもってこいなのだ。

普段は肺呼吸をしている人がほとんど。勉強前にでも、活動前にでも、寝る前でも1日1回とか取り入れていけば、次第に身につくという超お手軽な方法なので是非やってみましょう。

呼吸法といってもたくさんあります。ここでは基本の方法を紹介します。

胸ではなく、お腹で呼吸をする
吸う息よりも長く吐く
呼吸の途中で息を止める

息を吐く時に最初は15秒、目標は30秒つまり、1分で2回の呼吸を目指す。

呼吸の途中で息を止めるというのはエネルギーを体内に止めるという目的で、もし気に入ればヨガを始めてもいいと思う。ヨガは自分のエネルギーを感じて、コントロールすることに優れているので努力をしたい人にはオススメの方法なのだ。

呼吸法は簡単にできることなので、何やってもダメだという人には一番向いてるかな。

最後に・・・

努力への悩みを持つ人は、自分に厳しいというか、努力を褒めてくれる人がいなかったのではないのかと私は考えるだ。私も学校で努力を褒めてもらった覚えはない。きっと結果がダメだった時には、残念だったね次は頑張ろうと、負けのスタンプをもらってるのだろう。

結果がどうであっても、努力した自分を褒める事が大事なんだと思うのだ。努力を認めるから、冷静に復習ができる。これを繰り返せば自信は積み重ねていけるし、努力に対する恐怖も取り除く事ができる。これは本人が認めるという変化を起こす事が必要で、周りが認めてくれないなら自分で認めてあげればいい。あとは努力に対して、少しの変化をつけることで、格段と努力が変わってくると思うのだ。

YOSHIKA YAMASAKI

マルチクリエイターとして活動。幼い頃から表現の世界に足を踏み入れ、それは、写真、絵画、詩をまたぎ、人間の深層心理までをも引きずり込んだ表現意欲を探り続ける旅となる。地図を持たない自由な旅を国内外問わず続け、人の多様性を学び、自然を学び、自らの表現の糧とする。自由奔放な発想で、大手外資系企業との経歴も抱えながらも、現在は表現者として、人と人の関係、ひいては、人と自然の関係を探る旅を再開している。

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