努力が嫌いな人のための克服論。努力嫌いが道を切り開く

努力が嫌いな人、多そうだよね。それが努力のイメージです。頑張り続けなきゃいけないのだから、そう考えてしまうのは当然なのかもしれない。

そういった人たちはきっと5万といて、「努力しなければいけないのに、できない」と苦痛の戦いを強いられてるのだと考えてしまうのは私だけではないはず。

でも、だからお先真っ暗というわけではない。

だって、それは古い社会の尺度で測っているのだから。

放浪の旅に出かけて、それがきっかけで旅先案内人になるとか、ろくろを回し続けて人間国宝になるとか、古い人たちには想像もつかない位、自由な世界なはず。

だから、努力が嫌いになってしまっても、いくらでも成功できるじゃんと、古き社会の毒から目覚めるための方法を書いてみます。

【—このページの目次—】
1.努力が嫌いなら避けてもいい、だって人生は自分のものだから
2.努力嫌いの克服法は、嫌いな努力を辞めて、好きなことすればいい
3.努力が嫌いでも関係ない、好きなことで成功した人はいる

努力が嫌いなら避けてもいい、だって人生は自分のものだから

そもそも努力が嫌いになった理由はなんだろう?結果が出なかったからとか、頑張る理由がわからなくなったとかが妥当な答えなはず。では、その努力って必要だと思う?どうして必要だと思う?

もし、必要なら努力工夫して立ち向かわなきゃいけない。けど、必要なのかわからない、必要じゃないと思うなら、それは辞めればいい。だって必要ないんでしょ?人生は自分で決めるのだから、必要のないものは要らない。

自分が生きていくのに、誰かのために生きるとか、社会のために生きる必要はない。そもそもあなたが必要とされてると考えているのは自意識過剰なわけなのです。

だって、世の中は資本主義の社会。私たちが社会に出て何をするかといえば、生産をしているのです。それが会社員でも、旅先案内人でも、陶芸家でも同じ。

あなたが高成績をとって、良い会社に入ったとしても、それは生産率が上がるから良しとされているわけで、あなたがそこに幸せを感じないのならば、自分の人生とは一体なんだと問い続けることになる。

社会の生産率を上げたところで、年をとれば生産率は誰でも落ち、社会から取り残されるのは今の世の中を見渡せばわかること。だから、社会の中の一人としてではなく、個として生きる術を持てばいいだけ。その方がずっと自分の人生らしいよね。

努力嫌いの克服法は、嫌いな努力を辞めて、好きなことすればいい

努力することが嫌いになってしまっているのなら、また努力をすることは嫌なはず、避けたいはず。だったら、嫌いなことをやらずに、好きなことをやればいい。

好きなことであれば、嫌いではないからできるよね。

人は欲求の尽きない生き物だから、好きなことをやり始めたらやり続けるわけで。やり続けるってことは、経験が重なっていくってことで、そして、精度も高くなるってことでもある。

つまり、これって努力と同じなんだな。

電車が好きだったはなたれ小僧が、いいカメラを揃え、写真の勉強もして、電車の魅了をアピールしたくもなるでしょ。だって、好きなんだから。

好きなことに挑戦すれば、やってるうちに、いつの間にか努力して経験を積み重ねてたということになる。つまり嫌いになっていたはずの努力をやってのけるということ。

それが一番自分にとっては嬉しいのではないかな。そうできるのは、早くに努力を嫌いになったからとも言えて。ということは、あなたは社会の中の一つになるのが嫌だと、もう分かったのだから、好きなことに向かって進めばいい。

努力が嫌いでも関係ない、好きなことで成功した人はいる

趣味が高じて仕事になった人、会社員にならなくてもYouTuberで生活できたり、好きなことで成功してる人はたくさんいる。だから、古い人の尺度に合わせないで、気づいた時点で、素直になればいい。

どの道を選んでも、人の欲はなくなることはないよね。我慢するだけ無駄な抵抗というわけです。

SNSなんかを見てみても、自分たちの言いたいことを言えている世の中。若い人から古い人まで、みんなが自分の主張をしているのです。いつまでも欲は絶えてないってことですよ。

それってつまり、あなたも主張できるということ。だったら、嫌いなことに立ち向かおうとするのではなく、嫌いなものは嫌いと素直になればいい。

不安かもしれないけど、社会の風潮が絶対ではない。将来どうなるかなんて優等生にもわからない。努力が嫌いだから出来ないのに、そういった社会の型にはめられていては、どうすりゃいいのかそりゃわからなくなる。

努力が嫌いなら、好きなことやってごらんよ。そして世の中見渡してみれば、成功するヒントはあちこちに転がっているのがわかる。それが、今の時代なんだよ。今はヒントは見えなくても、新しい土地に行けばその土地の景色が分かるように、進んで見れば見えてくる景色は今と違うのだよ。

最後に・・・

一昔前ならば、クリエイターになるとか、何言ってんだそんな一握りの成功をめざすなんてと言われたものさ。けど、今は個人の世の中なんだよね。

成功がどこに潜んでいるかなんてわからない。アイデア次第で世の中変えちゃうかもよというのも嘘ではない話。だから今、努力が嫌いと苦しんでいるのなら、好きに生きようよ。

好きなことやってれば経験を重ねていくから、何より自分らしく居れることはとても気持ちがいいものだから。

YOSHIKA YAMASAKI

マルチクリエイターとして活動。幼い頃から表現の世界に足を踏み入れ、それは、写真、絵画、詩をまたぎ、人間の深層心理までをも引きずり込んだ表現意欲を探り続ける旅となる。地図を持たない自由な旅を国内外問わず続け、人の多様性を学び、自然を学び、自らの表現の糧とする。自由奔放な発想で、大手外資系企業との経歴も抱えながらも、現在は表現者として、人と人の関係、ひいては、人と自然の関係を探る旅を再開している。

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