どうして私の努力は裏切るのか?そんな問いを抱えたことが、きっとあなたにはあるでしょう。その答えは、とても単純なのです。それは、努力の仕方が間違っているからなのです。だから、努力は、あなたのことを裏切ります。
努力が裏切るのは、あなたのせいではありません。ただ、努力の方法を間違っているから、結果にたどり着けないだけなのです。
カレーを作るなら、肉や野菜を煮ることが必要ですね。肉や野菜を生のまま入れても、あなたが想像したカレーは出来上がりません。それと同じです。そこに、レシピがあれば初心者でもカレーは作れます。同じように、やり方が分かるだけでうまくいくのです。
過去に実らない努力があるとしたら、どんな努力をしたのか振り返るのは大事です。その時に、私は、このサイトの管理者でもある西さんの『努力は裏切り者』という本を参考にしました。この本は分かりやすく努力を分析しています。ぜひ、この本を参考に、ここから伝えるステップで、あなたも実る努力に変えていきましょう。
【—このページの目次—】
過去の努力を忘れない
2.努力を選んで人生を変える
3.甘やかして結果を掴み取る
4.裏切る努力は長期戦、結果を得る努力は短期戦
過去の努力を忘れない
努力しても裏切られると思っているなら、まずは、これまでの努力で無駄になったものがないか、復習することが必要です。なぜなら、あなたが経験したことなら、理解しやすく、行動に移すことも簡単になるでしょう。
人は話だけ聞いても身につかないことが多いのです。友人と話していて、同じ経験があれば、わかる!という時ありますよね。つまり、経験があれば理解しやすいという事なんです。
努力が実らないと悩んでいるなら、アドバイスをもらったり、参考書を読んだりするはずです。それでもうまくいかないのなら、それは自分の身になってないからです。誰かの意見を参考にして、自分の経験を復習することができれば、ちゃんと実行していけます。これまで裏切られた努力があるなら、これからは、その努力を役に立てていきましょう。
努力を選んで人生を変える
過去の努力に無駄があると、結果が出ないことが多いです。その結果、努力に裏切られてしまいます。だから、努力を選ぶことが、これからには重要です。
無駄な努力を続けても、結果はいつになってもやってこない。そうなると、自分が疲れて、あとちょっとで結果が出たはずなのに、断念してしまうという事にもなりかねないのです。
無駄な努力を無くせば、結果につながる確率は上がります。結果として長い努力が必要だったとしても、無駄がなければ、それは最短コースなのです。
だから、目的に合った努力を選ぶことは、一番最初に行う重要なポイントになります。無駄になる努力をしようとしていないか、選別することを心がけましょう。
甘やかして結果を掴み取る
結果を得るには努力が必要です。努力を継続することは、忍耐とも言えます。努力をすることが辛いと感じた時、頑張る必要はありません。その代わり甘やかしてあげましょう。
目的のために頑張っていても、すぐに結果は見えるものではありません。ゴールが見えなければ辛い時もあるのは当然です。その辛さを我慢したままでは、心折れてしまうかもしれません。だから甘やかすことも必要なのです。
例えば、走ることが嫌いなあなたが、長距離マラソンに出場したとします。ゴールはまだまだ見えず、挫折したくもなるはずです。そんな時に、大好きな家族や友人が応援してくれたら、もう少し頑張ろうという気持ちが芽生えるはずです。人は欲求なしには生きられないものと言われています。その欲求の中の、認められたいという心の働きはモチベーションにつながります。つまりモチベーションを保つのには、欲求に対して適度に欲求が満たされたと感じることが必要です。
努力を続けるためには、辛いと感じたときに、自分は頑張っていると認めてあげなければいけません。そうしなければモチベーションは下がり、ゴールを前に諦めてしまいます。適度に甘やかすことが、継続の秘訣なのです。
裏切る努力は長期戦、結果を得る努力は短期戦
結果は未来にあって、いわば見えないゴールに向かって走っている状態です。もし、道を外れてもあなたは気づかないかもしれません。だから、その距離は短く、そして、道が合っているか確認していくことが必要です。
霧の中ゴールを目指しても、果たして走っている道が正しいのかどうかは疑問ですよね。努力の場合も同じで、目的の結果は未来にあってまだ見えていないので、進んでいる道が正しいのかどうかはわからないものです。
もし道を外れていたとしたら、ゴールにはたどり着けません。だから、見えやすいゴールを設置することで、確実にゴールに近づきましょう。
一気に長期戦に挑むのではなく、短いゴールをたくさん立てて挑めば、挫折する可能性はぐんと減ります。そして、その時に無駄な努力がなかったかの確認をすれば、これも最短コースになるのです。
たとえハードルの高い目的でも、長期戦ではなく短期戦に持ち込めば、結果に着実に近づいていけるのです。短期戦をたくさんスケジューリングして、結果を掴みましょう。
最後に・・・
ここまでの4つのステップは、努力に悩む人のアウトラインのようなものです。最初に書きましたが、西さんの『努力は裏切り者』で、すでに無駄になる努力は明らかにされています。その本の正しい使い方というか、心構えというか、それを簡単に書いてきました。
努力には時間も労力もかかります。それだけ費やすのであれば、やはり結果を掴んで欲しいのです。これからは、実る努力をしていきましょう。