仕事のトラウマ・仕事ができない時の3つの対処法

「過去のトラウマで仕事ができない」「仕事をすることが怖い」と悩んではいませんか?その場合は、仕事をしなければと思っているのに、できない自分を責めてしまったりとすることでしょう。

この記事では、トラウマがあり仕事ができずにいる場合にどうすればいいのか、トラウマの克服の仕方、トラウマをもった自分との向き合い方を書いていきます。

仕事をしなきゃと思っていても怖くて行動に移せなければ、仕事をしなければ生きてはいけないのにと先行きが不安になったりもするはずです。

そんなトラウマがある場合はどうしたらいいのかをここでは書いていきますので、ぜひ参考にして、勇気のある1歩を踏み出してみましょう。

【—このページの目次—】
1.仕事ができないトラウマの克服方法
2.トラウマがあるときの仕事の選び方
3.トラウマをもった自分との向き合い方

仕事ができないトラウマの克服方法

過去の経験がトラウマになってしまったとき、まずはトラウマを解消することから始めてみましょう。

トラウマを持ったままでは、あらゆる場面で困ってしまいます。生きづらさを感じたままでは、人生は楽しくは思えませんから、トラウマを解消したいと思っているはずです。

トラウマは、過去の衝撃が長い間続くことをいいます。たとえば、交通事故がトラウマになってしまうと、道路を歩いているだけで事故の様子を思い出し、恐怖に感じてしまいます。つまり、過去の記憶と現状が繋がってしまうのです。

その克服方法には、様々な方法がありますが、ここで紹介するのは区別することです。過去に起こった経験は、すでに変えられない事実となっています。その辛い経験がもとで、自分が悪いと考えている人が多いのですが、自分が変えられることと変えられないことを区別することです。

また、過去のことは過去のことであり、変えられない事実ではありますが、過去と現在が同じではないという、過去と現状との区別をすることです。

トラウマになってしまうと過去の衝撃的な記憶が絡み合い、全く同じ状況ではなくても過去に経験があると反応し、否定的になってしまいます。そして、あることとないことも含めて否定的に捉えてしまいがちになるのです。

ですから、過去の事実とそうでないもの、変えられるものと変えられないもの、過去と今などその記憶を区別していくことが必要です。これらを整理していけば、過去の記憶は過去の記憶として残りますので、それを思い出しても現状は現状と判断できるようになるのです。

トラウマがあるときの仕事の選び方

トラウマが克服できなかった時でも安心してください。人には得意不得意があります。それと同じように好きなことと嫌いなこともあります。仕事選びをするときに、無理してやりたくない仕事を選ぶ必要はないのです。

最近は仕事のあり方も、種類も方法も様々とあります。ですから、自分にあった仕事をみつければいいのです。

過去の経験でトラウマをもってしまったとき、それは仕事に対してなのか、人間関係に対してなのかを考えましょう。それが分かったら、そうではない仕事を探してみるのです。

その仕事が、会社員ではないとか正社員ではないとかといった仕事ではなかったとしても、問題ないのです。一般的や大多数がものさしではありません。あなたの好みで選んでいいのです。

最近では在宅ワークも増えましたし、新しい職業ができたり、会社に行かずともできる仕事はいくらでもあります。自分の状況に合わせた仕事選びをすれば、トラウマに左右されることもありません。

トラウマをもった自分との向き合い方

トラウマを持ってしまうと、他人と比べて、自分がなぜできないのだと否定的になってしまいます。その自己否定はやめましょう。

仕事の選び方でも書いたように、人は人それぞれなので、あなただけのものがあってもいいのです。

それがトラウマだとしても、人の良し悪しを決めるものではありません。言い方を換えれば、辛い経験があるからこそ、その分心が寛容になれる人なのです。決してトラウマを持っていることが悪いことではないということを忘れないようにしましょう。

もしトラウマを持っていたとしても、誰かと同じことをやる必要もないのです。あなたの幸せは、あなた自身ではかるものです。誰とも比べることはできません。

トラウマを持っているのもあなた自身であることと受け入れて、自分を受け入れていきましょう。そうすれば、あなた自身の価値観を持つことができ、他人に合わせた生き方をすることはなくなります。これはつまり、他人に左右されず、あなた自身の幸せを掴むということなのです。

仕事のトラウマ・仕事ができない時の3つの対処法のまとめ

仕事のトラウマ・仕事ができない時の3つの対処法のまとめは以下になります。

・仕事ができないトラウマの克服方法
・トラウマがある時の仕事の選び方
・トラウマとの向き合い方

トラウマがあって仕事ができないというのは深刻な悩みです。それゆえに自分はできないやつだと自信まで無くしてしまいます。しかし、それはトラウマの症状のせいであってあなたのせいではないのです。現状の自分自身を受け入れるなければ、何も解決はできません。トラウマがあることを認めること、それが克服への第1歩になるのです。

YOSHIKA YAMASAKI

マルチクリエイターとして活動。幼い頃から表現の世界に足を踏み入れ、それは、写真、絵画、詩をまたぎ、人間の深層心理までをも引きずり込んだ表現意欲を探り続ける旅となる。地図を持たない自由な旅を国内外問わず続け、人の多様性を学び、自然を学び、自らの表現の糧とする。自由奔放な発想で、大手外資系企業との経歴も抱えながらも、現在は表現者として、人と人の関係、ひいては、人と自然の関係を探る旅を再開している。

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