仕事場でのパワハラがトラウマに…消えないトラウマの対処法

「職場でのパワハラがトラウマになっている…」「仕事でパワハラを受けた、トラウマが消えない…」と悩んでいませんか?

パワハラは許されるものではありませんが、それをいつまでも引きずってしまうと気分も落ち込み、楽しみが持てなくなってしまいますよね?

この記事では、パワハラとトラウマの関係、トラウマになるとどうなるか、トラウマはどうやって解消するかについて書いていきます。

過去の記憶がふとした時に蘇り、苦しさに悩まされていれば、たとえ転職をしたとしても辛さは付き纏いますよね?トラウマのことを深く知ることでその改善策を見つけることができますので、これを読んで、過去のトラウマを解消していきましょう。

【—このページの目次—】
1.それはパワハラ?パワハラとトラウマの関係
2.パワハラが引き起こす重大な問題とは?
3.パワハラによるトラウマの解消法

それはパワハラ?パワハラとトラウマの関係

最近ではパワハラというワードはポピュラーですが、どういったものがパワハラに該当するのでしょうか。

厚生労働省のパワハラの定義とは、同じ職場で働くものに対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を利用して、労働者に対して業務の適正範囲を超えた精神的・身体的苦痛を与えることまたは、職場環境を悪化させる行為とされています。

パワハラを受けた場合、身体的苦痛は目に見えるものですが、精神的苦痛というのは測るものがありません。ですから、精神的苦痛が生み出す問題は深刻なものになります。

たとえば、いじめを引き合いに出してみると、いじめは被害者が苦痛に思えば成立すると言われる心理学者もいます。

そしてパワハラはいじめと同様に、精神的苦痛はなかなか他人にはいえないものです。職場であるならなおさら同僚や上司には相談しにくいものです。それが精神的苦痛をより一層深刻にさせている理由です。

たとえば1つの判断基準として、その精神的苦痛が一過性のものでない場合は、適正範囲を超えていると考えてみるのが妥当です。なぜなら苦痛が持続することで身体的ストレスがかかりすぎ、うつ病やトラウマになってしまう場合もあるからです。

パワハラ以外にもモラハラ、セクハラなど身体的・精神的苦痛は早いうちに解消しなければ、精神疾患をおうリスクを引き起こすのです。

パワハラが引き起こす重大な問題とは?

パワハラが引き起こす問題は、身体的問題はもちろんのことですが、精神的問題について侮るわけにはいきません。

それは、精神的問題については目に見えづらく、長い間その苦痛を伴うことがあるからです。

代表的な例としてはうつ病があげられます。そしてこの記事で取り上げるトラウマも重大な問題となります。

トラウマとは、心的外傷と言われ、肉体的及び精神的な衝撃を受けたことで、長い間それに捕われてしまう状態です。また、その状態は否定的な影響を持っていることをいいます。つまり、パワハラがトラウマになってしまうと、長い間その苦痛が忘れられないということです。

その否定的な影響とは、不安、恐怖、焦燥感などがあげられますが、その影響に伴って通常のことができなくなってしまったりするのです。たとえば、不眠症になったり、対人恐怖症になったりする場合もあるということです。

このように、パワハラがトラウマになってしまうと、過去の記憶と関係のない現状においてもその否定的影響をうけますので、長い間苦しむことになってしまうのです。

パワハラによるトラウマの解消法

一度トラウマとなってしまえば、簡単に治せるかというとそうではありません。

なぜなら、心の問題は簡単に治るものではないからです。心の問題は複雑に絡み合い、また、傷が見えないことからも慎重に取り組まなければいけないからです。

トラウマが問題となるのは、過去の記憶を現状につなげてしまうことにあります。パワハラの経験があれば、それは苦しく辛いものではありますが、それを過去のものと受け止めることが、トラウマを解消する1歩となります。

過去の辛い記憶は、すでに起きてしまったことで変えられないことであり、その過去に捕われるのではなく、過去を活かすために思い出すという思考の切り替えをしなければいけません。

残酷ないいかたですが、過去を思い出しても未来に活かすことはできません。過去は、今という現在に活かすことしかできないのです。ですから、未来のためを考えるのであれば、過去は役に立てることはできないということなのです。未来から過去を断ち切り、未来のために生きる力が現在には必要なのです。

しかし、どのように努力してもトラウマが消えない場合には、精神科や心療内科にかかるのがよいでしょう。専門的な治療をうけ、心を健全に保つことがあなたの未来のためなのです。

仕事場でのパワハラのトラウマ 消えないトラウマの対処法のまとめ

仕事場でのパワハラのトラウマ 消えないトラウマの対処法のまとめは以下になります。

・パワハラとは?パワハラとトラウマの関係
・パワハラが引き起こす重大な問題
・パワハラによるトラウマの解消法

仕事場でパワハラを受けることだけでも辛いものですが、それがトラウマになってしまえば、長い間辛さに悩まされることになります。トラウマになればその辛さが続くということですから、その中でストレスは溜まっていきます。ですからできるだけ早く解消させなければいけません。
しかし、どのような過去も乗り越えなければその苦しみから解放されることはありません。苦痛ではありますが、過去から意識を解放するように心がけていきましょう。

YOSHIKA YAMASAKI

マルチクリエイターとして活動。幼い頃から表現の世界に足を踏み入れ、それは、写真、絵画、詩をまたぎ、人間の深層心理までをも引きずり込んだ表現意欲を探り続ける旅となる。地図を持たない自由な旅を国内外問わず続け、人の多様性を学び、自然を学び、自らの表現の糧とする。自由奔放な発想で、大手外資系企業との経歴も抱えながらも、現在は表現者として、人と人の関係、ひいては、人と自然の関係を探る旅を再開している。

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