いじめのトラウマ・対人恐怖症のあなたへ伝えたい3つのこと

「いじめを受けたトラウマで人が怖くなった」「いじめのトラウマで人と会いたくない」と悩んではいませんか?人と会わずに生活できるわけでもないので、辛いですよね?

この記事では、人と会うことが怖くなった時に、どうすればそれができるようになるのかを3つ紹介していきます。

これから先も人と接しなければ生きてはいけないと考えると、今後もどうやって生きていけばいいのか見通しが立たずに暗い気持ちになってしまいますよね。

ここでは人への恐怖の克服の仕方を紹介していくので、これを読んで少しでも人への恐怖が和らげられればと思います。ぜひ参考にしてください。

【—このページの目次—】
1.トラウマで人が怖い、それを受け入れること
2.トラウマで対人恐怖症の場合は少しずつ慣れていく
3.1対1から対人恐怖症を克服する

トラウマで人が怖い、それを受け入れること

いじめがトラウマになって人と会うのが怖くなったりします。それは対人恐怖症といわれるもので、精神疾患の1つです。人と会うことは生活上避けられないので、できない自分を悔やんだりするでしょう。しかし、そんな自分も受け入れることから始めましょう。

原因があって、人が怖くなってしまったので、治すことだってできます。こうなったのは過去にいじめがあったからこうなっているのです。悔しいのですが、それを認めなければ治すことはできないのです。

もしいじめがなかったらとか考えてしまうし、加害者が憎いと思ってしまうでしょう。その気持ちも分かります。しかし、それは今人が怖くなった原因ではありますが、取り除くことはできないのです。ですから、治す時には切り離して考えなければいけません。

もちろん、その原因がなければ人を怖くなることはなかったのですが、今現状は人が怖いというのが現状なのです。それを認める必要があります。

それ以外に自分を認める必要がある理由があり、まわりと違って人が怖いということに劣等感を持つようになってしまいます。しかし、これはあなたのせいではありません。ですから、今地点から過去を見るのではなく、今の地点から未来を見るようにしましょう。今は人が怖いんだ、だから治していくのだと自己肯定をすることが大切なのです。

自己肯定をするには、自信を積み上げる必要があります。ですから日々の小さなことに目標を立て、それができたら褒めましょう。そうやって自己実現を積み重ねていけば、自然と自己肯定ができるようになります。

トラウマで対人恐怖症の場合は少しずつ慣れていく

対人恐怖症になると人混みなんかは、絶対に避けたいところですよね。最初はそんな場所をくりなくていいのです。まずは人気の少ないところから少しずつ挑戦していきましょう。

いきなり人混みに飛び込んでは発作を起こしたりと危険です。それはやる必要がありません。少しずつ慣れていきましょう。

最初は家の近辺の人気が少ないところでいいのです。人と数人すれ違って帰ってくる、こうやって身の安全を守りながら少しずつ慣れていけばいいのですから、こういったところから挑戦しましょう。

何かあったらすぐに安全な家に帰れる距離で最初は行なっていき、徐々に距離を伸ばしたり、場所を変えたりしていきます。慣れてきたらコンビニやスーパーで買い物をしてみたり、駅までいってみたり徐々に人混みに慣れていくのです。

肝心なのはできるところからやるということです。ハードルが高すぎるとできなかった時に自己嫌悪に陥ってしまいます。なので、ハードルを低く設定し、もしできなかったとしても挑戦した自分を褒めるようにしてください。

対人恐怖症という症状は人と会うのが怖いのです、できなくて当たり前なのです。これを忘れないように小さなゴールから設定していきましょう。

1対1から対人恐怖症を克服する

対人恐怖症になったら、まずは1対1の付き合いからはじめてみましょう。

集団の中にいてしまうと、恐怖感が大きすぎるのです。ですから、まずは1人と話すことから始めます。

これも先ほど書いたように、徐々に慣れていけばいいのです。最初は友人と1対1の使いをしてみます。友人となら大丈夫と行った場合には、新しく人間関係を作るのですが、その時も1人の人と話すように心がけましょう。

誰かと話すことで他人との接触に慣れていきますし、他人も自分とそう変わらないものだ、他人も怖いものや弱いものがあるものだと知ることができます。そうすれば、自己肯定感もうまれ、なれていけば人の数も増やせるようになります。

もし、信頼できる人を見つけたのであれば、あなたの考え方はがらりと変わるでしょう。恐怖は安心は相反する気持ちなので、安心感が増せば恐怖感は消えてくるからです。

1対1の深い人間関係から、安心できる場所を見つけることが、あなたにとっての特効薬となります。気負いせず、まずは1人ずつ話すことから初めてみましょう。

いじめのトラウマ・対人恐怖症のあなたへ伝えたい3つのことのまとめ

いじめのトラウマ・対人恐怖症のあなたへ伝えたい3つのことは以下になります。

・トラウマで人への恐怖感をもつ自分を受け入れる
・トラウマによる対人恐怖症の場合は少しずつ慣れること
・1対1から対人恐怖症を克服する

過去のいじめがトラウマになり対人恐怖症になってしまった場合、人の社会の中でとても生きにくさを感じるでしょう。外に出れば人がいるわけですから、治療するにも難しくなります。最初は特に大変ですが、少しずつ克服すればいいのです。通院ができるようになれば、医者の力を借りて治すのが最も楽で早い道だと思います。なかなか周りからも理解を得ることができないと思いますが、勇気をもって立ち向かっていきましょう。

YOSHIKA YAMASAKI

マルチクリエイターとして活動。幼い頃から表現の世界に足を踏み入れ、それは、写真、絵画、詩をまたぎ、人間の深層心理までをも引きずり込んだ表現意欲を探り続ける旅となる。地図を持たない自由な旅を国内外問わず続け、人の多様性を学び、自然を学び、自らの表現の糧とする。自由奔放な発想で、大手外資系企業との経歴も抱えながらも、現在は表現者として、人と人の関係、ひいては、人と自然の関係を探る旅を再開している。

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