「いじめられたトラウマが消えない」「いつまでたってもいじめられた傷跡が消えない」と心が苦しくなることはありませんか?忘れたいのに忘れられない、そんな恐怖と戦うのは辛いものです。
この記事では、過去にいじめられたことがトラウマになって消えない人のために、どうしたらいいのか、どうすれば消えてくれるのかを書いていきます。
過去のいじめが忘れられない、そんな時はトラウマになっていないか疑ってみるべきです。そうでなければ、これからも怖くて人に対することができませんよね?
この記事では、どうやってそんな恐怖を解消していくか書いていくので、少しでも心の支えに慣れればと思っています。ぜひ参考にしてあなたの心の荷物を下ろしてください。
【—このページの目次—】
1.トラウマってなんなのか?
2.トラウマは解消できるもの
3.トラウマを解消するにはどうしたらいいか?
トラウマってなんなのか?
過去のいじめがいつまで経っても忘れられない、ま、いじめに合うのではないかと考えてしまい人と接するのが怖いといったことはありませんか?
もし、このようなことを考えるのは、それは過去のいじめがトラウマになっているのかもしれません。
もし、過去のいじめがトラウマになっていれば、どれだけ時間が経っても心の傷がうずいてしまうからなのです。
たとえば、過去にいじめにあってそれから引きこもるようになった。過去にいじめにあってから、ふとした時にそのいじめを受けたときの苦しさが蘇る。こういった場合は、そのいじめがトラウマとなって、今になっても心に傷をつけてしまっていると考えられます。
もしそのまま放置すれば、パニック発作になったり、鬱になったりなど、症状が悪化する場合もあるのです。ですから、そういった経験があればトラウマかもしれないと疑ってみることは大切です。
トラウマは解消できるもの
トラウマを乗り越えようとしても、自分ではとても苦しく辛いものです。自分で乗り越えようとしてもそれが難しいのならば、専門家に相談しましょう。
専門家であれば、適切な対処をしてくれるので、自分で直すよりも楽になれるからです。
今、過去のいじめの経験から辛い思いをしているのなら、精神科や心療内科に相談にいきましょう。先ほども書いたように、このままでは過去のトラウマに怯えて暮らすことになります。そうなると、日々が重苦しく感じ、未来にも希望は持てなくなってしまいます。
専門家に相談すれば、適切な対処を行うことができます。日本では、精神科や心療内科というと、行きにくい、偏見的に見られると考えてしまうかもしれませんが、精神的な不調は心の風邪といわれるように、心が不調を起こしているのです。ですから、ちゃんと治してあげないと傷は痛み続けます。
勇気のいることかもしれませんが、自分1人で苦しむより、適切な処置をうけて、今の苦しみから解放されましょう。
トラウマを解消するにはどうしたらいいか?
トラウマがあっても自分で乗り越えるというのも、手段の1つではありますが、それは苦痛が伴うものです。ですから、ここでは病院にかかることをおすすめします。
その方が楽に、確実にトラウマを解消できるからです。
病院には、精神科や心療内科、またはカウンセリングという手段があります。ただし、カウンセリングは保険適用外になってしまうので、まずは精神科か心療内科を受診すると良いでしょう。
最初は、通常の病院と同じように、電話で問合せ、初診の予約をすることが一般的です。紹介状を求められる場合もあるでしょう。ない場合はその旨を伝えましょう。
初診は面談からになります。これも通常風邪で受診したときのように、感じていることを伝えられるだけ伝えましょう。もし、辛さのあまりに伝えられないとしても大丈夫です。そこは心の病院なのですから、先生から話かけてくれますので安心してください。
1回の受診では全て話すことができなかったとしても大丈夫です。辛いのですから、先生といえども赤の他人に話すことは難しいでしょう。そういった場合も、通院して信頼関係を結んでからでもいいのです。
あとは、先生の判断によりますが、カウンセリング、薬物療法、認知行動療法、対人関係療法など行っていくことになるかと思います。分からないことがあれば、その都度先生に相談しましょう。
まずは、あなたが心に傷を負って苦しんでいるということが事実なのです。ですから、勇気を出して傷を癒したいと先生の助けを申し出てみましょう。それがトラウマを克服していく第1歩になるのです。
過去のいじめ・トラウマが消えない 悩みを話そうのまとめ
過去のいじめ・トラウマが消えない 悩みを話そうのまとめは以下になります。
・トラウマって何?
・トラウマは解消できる
・トラウマを解消するにはどうしたらいいか
過去の経験がトラウマになっているとき、それはいつまでも心に傷を受けることになります。あまりに辛い経験のため傷が塞がっていないのです。そんな時に無理をする必要はありません。自分はダメだと思う必要もありません。
ここまで辛い思いをして耐えてきたのですから、ゆっくりその傷を治していきましょう。自分で難しいから苦しんでいるのです。そんな時には、誰かの手が必要なときなのです。