「将来バイト暮らしでやっていけるのか」「いつまでバイト暮らしができるか」と考えることはありませんか?就職する人が多い中で、バイト生活をしていれば不安になることがありますよね?
この記事では、将来バイトで暮らしていけるのか、バイトと社員の違いとは、将来選ぶならバイトと社員のどちらかについて書いていきます。
バイト生活をしているけれど、将来このままやっていけるのか不安になれば、就職をする必要があるのかなどと悩みが出てきますよね。だけどこのライフスタイルを崩したくないという気持ちもありますよね?私もこの理由でフリーターを経由してきたのでよく解ります。
ここでは、将来にかかるお金をバイト収入でまかなえるのか、どんなバイトだったら将来も続けていけるかなども書いていきますので、今バイト生活をしている人、または、フリーターで過ごしたいと考えている人はぜひ参考にしてください。
【—このページの目次—】
1.将来バイトで暮らしていけるのか?
2.バイトと社員の違いについて
3.将来やるなら社員とバイトのどっち?
将来バイトで暮らしていけるのか?
最初に将来バイトで暮らしていけるのかという表題の中で、一番気になる収入面を見ていきます。
バイトはの職種は様々ありますが、同じ職種でも地域によって時給の差が出てきます。
アルバイト情報誌の統計でみたところ、特別なスキルを必要とするTOPのバイトは医師のバイトで、その年収約1500万円程と、バイトとしては十分といえる収入を得ることができます。
また、その後に続くバイトでは一般的な業務ではない場合で、高収入を得ることができるのですが、特別なスキルのいらないバイトの場合の年収は約200万円前後となります。
20代の会社員の平均年収が約350万円といわれていますから、スキルのいらないバイトでは、貯蓄ができず、将来何かあったときに困ったり、ライフイベントに出せる資金がない、老後に困るといったことが考えられます。
ちなみに結婚、出産、住宅購入、子供の教育、親の介護を想定した一世帯あたりにかかる費用は約2億円といわれており、ゆとりある老後を考えると合計約3億円と言われています。
これは、会社員としても勤務年数を重ね、地位と収入が追いつかなければ難しい数字なのですが、バイトの場合は勤務年数が増えても収入が大幅に上がることはありません。
若いうちであれば掛け持ちなどで稼ぐことも可能ですが、年齢を重ねるとそれは難しくなるので、安定した収入のない場合、結婚の機会に恵まれない可能性も高くなります。
ですから、バイトで生計を立てるとなると、将来を見越してスキルを磨いていた方が良さそうです。特別なスキルがあれば、自分のライフスタイルに合わせた仕事を選んで将来も過ごしていけるということです。
バイトと社員の違いについて
次に問題とするのは、バイトと社員の雇用形態の違いです。
バイトは、会社員とは違った雇用形態になるので、将来を考える場合に万が一を考える必要があります。
バイトの場合、会社員と違って、病気になった時は確実に収入が減ります。療養期間が長く必要なる場合は、解雇となる危険もあります。もし掛け持ちをしているとすれば、どちらも同時に解雇になるといったケースもあるのです。
仕事を休んだ場合は、収入がゼロということになりますので、一生フリーターを考える場合には、万が一何かあったときの蓄えは必須となります。
それ以外にも、ボーナス、有給制度、各種手当て、福利厚生などがないことが通常ですので、フリーターとして将来を考えるのであれば、余裕を持った稼ぎが望ましい所です。
また、通常バイトであれば国民保険となります。勤務時間数と勤務期間によって社会保険扱いになりますが、それまでの間は保険費用は自腹です。その他年金や住民税も収入の中から払うことになりますので忘れないようにしましょう。
このように社員とバイトでは雇用形態の違いにより、出費が増えることが考えられます。こういった面も予め考え、余裕をもった収入を考える必要があります。
将来やるなら社員とバイトのどっち?
将来フリーターで過ごすことを考えたときに、収入が低いことがネックではあるのですが、その収入面がクリアできれば問題ないということです。
ここまでに書いたように、一般的なバイトでは社員に比べて収入が低いこと、また雇用形態の違いで出費がかさんでしまうので、これをクリアしなければいけないという理由は分かったと思います。
働けるうちに稼ぐという方法も一つなのですが、それも年齢を重ねるごとに難しくなります。もし、途中で就職を考えたとしても、30代をすぎると一般業務での就職は難しくなってきます。ですから、将来バイト生活を考えるのならば、早いうちから将来の目標を定め、動いた方が良いでしょう。
しかし、これを逆に考えれば、若い時から特別なスキルを身につけることで、将来も困ることなく、自分のライフスタイルを優先に仕事をすることができるということです。
通常社員は1日の約3分の1を仕事に費やします。これは同じ会社にいればその時間は変わらないわけです。それに比べバイトであれば、年齢段階で変わっていくライフスタイルにも合わせることができ、仕事が好きでなければもっと休みを取ってもいいのです。
その分を自分の時間として費やすことができる、これほど価値のあるものはないでしょう。そのためにもやはり、早いうちに特別なスキルを身につけることをおすすめします。
バイト暮らしの将来と一生暮らせるバイトのまとめ
バイト暮らしの将来と一生暮らせるバイトのまとめは以下になります。
・将来バイトで暮らせるか?
・バイトと社員の雇用形態の違い
・将来やるなら社員とバイトのどちら?
フリーターを選ぶ人のほとんどが、ライフスタイルを優先にしたいからという理由だと思います。働き方はいろんな働き方があっていいはずなのですが、日本では社員にならなければ普通の暮らしが難しいという現実があります。
しかし、時代は変わり、特別なスキルがあれば、フリーターやフリーランスが雇用されるケースも増えましたので、今はフリーターで生涯やっていくのも以前よりは楽になりました。
しかしながら、ライフイベントを考えると一般的なフリーターでやっていくのにはまだまだ難しいという現状があります。ですから、自分の成長のためにも特別なスキルを身につけるといいですね。