将来の漠然とした不安と戦うあなたに 不安解消4つのステップ

「将来の漠然とした不安に押し潰されそうだ」「将来に対して漠然とした不安でやる気が起きない」と悩むことはありませんか?
これから起こる出来事に対して不安が大きくなれば、気持ちはどんどんうつになってきますよね?

この記事では、将来に対して漠然と不安を抱いている時に、どうすればその不安を解消できるのか、3つのステップに分けて書いていきます。

「将来に対して不安になっていてもどうしようもないことは分かってる。なのに、どうすることもできない」という不安の連鎖にハマってしまえばなかなかそこから脱出するのは難しいですよね?

そんな時でも不安を取り除ける方法を書いていきますので、ここで漠然とした不安の対処法を覚えて、活用してください。

【—このページの目次—】
1.STEP 1 : 不安を切り分けて、不安の正体を解き明かす
2.STEP 2 : 将来の不安に対しロジカルに対策を立てる
3.STEP 3 : 将来の不安を解消するため行動に移す

STEP 1 : 不安を切り分けて、不安の正体を解き明かす

あなたが持っている不安はどんなものでしょうか?それが分からなければ対処はできません。ですから、最初に不安に思っていることを全て紙に書いていきましょう。

書き終わったら、それぞれのものごとの対象が、自分の変化に関係するかしないかで、色分けをしていきます。たとえば、お金持ちになれば安心だのように、自分自身が変われば不安はなくなるのかどうかです。

ここで、不安について考えてみます。不安とは一体何でしょうか?不安とは、未来のものごとに対して、こうなるのではないかと抱く心配や恐れなのです。そして、不安があればもやもやとした気持ちになるのですが、不安は未来に起こる可能性のある危機を回避するための能力でもあるのです。

先ほど色分けをした不安ですが、これは対処できるものとできないものを分けました。つまり、自分の変化によって不安がなくなる場合には対処ができることを意味し、そうでないものは、何をしても対処ができない不安だということです。

まずは、紙に書くことで、漠然とした不安から不安の正体を探りました。次のステップではその解決に向けて書いていきます。

STEP 2 : 将来の不安に対しロジカルに対策を立てる

不安は未来に対して抱くものですから、不安に思う気持ちを抑えて、解決していかなければ何も変わりません。STEP 1 では、対処できる不安と対処できない不安があることが分かりました。

先ほど紙に書いた、自分の変化が関係する不安の空いている箇所に、そうならないために何ができるか、これを思いつく分だけ書いてみましょう。その時に、実際にできるかできないかはまず考えずに書いていきます。

もし、対策が浮かばないということであれば、人に聞いてみるものいいでしょう。できるだけたくさんの対処法を書いていきます。

注意点は、不安の感情を差し置いて、現実的な対処を書いていくことです。そして、できるかどうかは今の時点では考えずに書くことです。

それぞれの対策が書き終わった最後に、自分にとってよい対策を順に選んでいきます。番号をつけるようにするといいです。自分にとって良い対策というのは、自分本位で選んでいいのです。たとえば、易しいものからやるでも大丈夫です。

中には、何も対策が書けなかったというものごとがあるかもしれません。それは解消できない不安になります。不安は、すべてが解消できるものではありません。解消できない不安もあるのです。その場合は不安を受け止めることしかできないのです。

その他のものごとに対して、対策が書けたとしても、不安は消えて無くなっているわけではありません。しかし、対策を絞り出したことで、不安を解消するヒントを作り出すことができたのです。

次はいよいよ、不安の解消をするステップに移っていきます。

STEP 3 : 将来の不安を解消するため行動に移す

不安を解消する唯一の方法は、自分で行動をとることなのです。

不安は未来に対してのものごとに抱く感情です。ですから、そうならないために何をしたら良いか、その対策を実行しなければ、不安は解消されないのです。

先ほど、対策を思いつく限りで書いてもらいました。その順番に行動をしていく。これが唯一の解決法なのです。

不安が溜まれば押し潰されそうな気持ちになり、行動に移すことも難しく思えるかもしれません。しかし、その行動を取らなければ、結局不安はずっと続くのです。出来るだけ早い段階で不安の対処をしていくのが、一番易しい方法なのです。

先ほど対策を書いたといっても、中にはハードルの高い対策だったりもするでしょう。しかし、その高いハードルをクリアするために、小さなことから行動に移すのです。この小さなことでも不安を和らげていくことができます。

対処に向かって行動を起こせば、どんな小さな行動だとしても、対策しているという自信につながっていきます。ですから、いますぐ大きくものごとを変えられなくても、変えるために努力をすること、これが大切なのです。

このように、対策のための努力をこつこつと始めていくこと、これが唯一の不安を解消する方法だと心に留め、少しずつ挑戦していきましょう。

将来の漠然とした不安の4つの解消法のまとめ

将来の漠然とした不安の4つの解消法のまとめは以下になります。

・STEP 1 : 不安の切り分けで不安の正体を明かす
・STEP 2 : ロジカルに不安の対策を立てる
・STEP 3 : 行動に移し不安を解消する

不安は誰でも抱いてしまうものです。しかし、不安が入り混じってしまえば、何に対して不安なのか、今考えなくてもいい不安まで抱き込んでしまうことが多いです。それを紐解こうとすれば、不安に押しつぶされ出口の見えない状態になっていきます。

ですから、順番にステップを踏んでいくことが大切なことになります。ぐちゃぐちゃに固まった不安を解きほぐして、不安が教えてくれる未来の危機を回避していけば、安心ですね。

YOSHIKA YAMASAKI

マルチクリエイターとして活動。幼い頃から表現の世界に足を踏み入れ、それは、写真、絵画、詩をまたぎ、人間の深層心理までをも引きずり込んだ表現意欲を探り続ける旅となる。地図を持たない自由な旅を国内外問わず続け、人の多様性を学び、自然を学び、自らの表現の糧とする。自由奔放な発想で、大手外資系企業との経歴も抱えながらも、現在は表現者として、人と人の関係、ひいては、人と自然の関係を探る旅を再開している。

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