みんなに好かれるには何をすればいいの?嫌わない人の特徴ってなにかある?このようなことを考えいる人は大勢いますが
最初にズバッと書いておくと、そもそも全員に好かれる必要ないよね?ってことです。
それは先日のTwitterでも投稿しています。
好かれるには何をすればいい?
自分を捨てて相手に合わせるべき
ありのままで好かれようなんて、都合が良すぎる心理学的にも、それを実現できる可能性は低い
だから、オレは人に好かれることをやめた!人に好かれるのではなく
好きな人を集める人間になればいいだけ!— 西 秀騎 (@syuki_jp) October 10, 2019
このツイートは賛否両論あると思いますが、Twitterの反応を見ても、みんなに好かれたいと思っている人は少数派だと思います。
価値観が合わない苦手な人に好かれても、気疲れするだけですからね・・・
この記事では、全員に好かれるといった考え方ではなく、好きな人を集められる人間になる!ということを前提に、好かれる人の特徴や話し方についてお伝えしていきます。
好かれる人の3つの共通点、特徴とは
結果には必ず原因があります。嫌われている人は嫌われている人の原因や共通点がありますよね?
これは好かれる人も同じで、好かれる人には3つの共通点があります。
・他人に同調できる能力が高い ・リーダーシップ能力が高い ・失敗をポジティブに捉えている |
他人に同調できる能力が高い
私たち人間は社会性がある生き物です。人間性の心理学に書かれているように、他人に認められたい欲求やグループに属したい欲求を持っています。この心理的欲求に大きく貢献するのが同調です。
他人に同調することで
好かれる可能性は格段にあがります。
お互いの会話のリズムが無意識にあっているとき、相手と同調している時は、脳波のリズムも同調していることが研究結果で明らかになっています。
この脳のリズムが同調すると、この人といると居心地がいいと感じるので、相手に好意を持つようになります。
みんなに好かれている人は、この同調力が高い傾向があります。同調力が高いというのは、相手に共感をするのが得意な人ではありません。相手に共感するのが得意なのは八方美人です。
同調力が高い人と
八方美人は違います。
同調能力が高い人は、相手がこの話は共感してほしいと思っている時には共感をします。そして、相手が共感ではなく意見がほしいと思っている時には、相手に意見を述べます。
話の流れに合わせてリズムを取れる人が同調力に長けているということです。
他人に同調する=八方美人と捉える人もいますが、八方美人は同調癖があり、共感力は高いけど、同調力は低いと言えます。
相手に同調しようとしてるけど、うまく波長合わせられていないから、あの人は何に対しても共感をする八方美人だよね?と周りに認知されてしまいます。
なので、好かれる人になるためには、共感力ではなく同調力に視点を向ける必要があります。
どうずれば相手に共感できるだろう?と考えるのではなく、会話の流れ、リズムを見ながらコミニケーションをとっていれば、相手に居心地の良さをあたえることができます。
これは会話の内容はもちろんのこと、話し方も大きく影響するので、相手によって話し方を変えられる人は、色々な人と同調することができます。
これはみんなに好かれている人の特徴ですが、最初に書いたように、全員に好かれるのではなく、好きな人を集められる人間になるためにも同調力になります。
リーダーシップ能力が高い
好かれる人の2つ目の特徴はリーダーシップ能力が高いことです。同調できる能力が高ければ多くの人に好かれますが、そこにリーダーシップ能力が加われば、さらに多くの人を巻き込めるようになります。
これは社会を見ても分かります。リーダーシップ能力が高い人の周りには、自然と人が集まっています。
逆にリーダーでもリーダーシップ能力が低い人の周りには、人が集まっていませんよね?
リーダーシップ能力が低いのに周り人が集まっている場合は、それはお金や仕事の繋がりであって、人と人との繋がりではありません。
リーダーシップ能力が高いというのは、相手を尊重しながらも頼れる存在になることです。
私たちは頼れる人と頼れない人を比較した時に、頼れる人を好みます。つまり、人に好かれるには頼りない人ではなく、頼れる人になる必要があります。
リーダーになれば自然と人は集まるよね?といった考えの人もいますが、それは頼れる人ではなく、利用できる人になっている可能性が非常に高いです。
なので、リーダーシップ能力とリーダーになるということは、全く違うものだと考えるようにしましょう。
失敗をポジティブに捉えている
好かれる人の3つ目の特徴は失敗をポジティブに捉えていることです。
これは他人に迷惑が掛かるミスをしても、真摯に受け止めない人ではなく、失敗を素直に受け入れた上でポジティブに物事を捉えている人です。
こういった人はリーダーシップ能力も高く、他者にいい影響を与えることができます。
社会を見ても失敗をポジティブに捉えてる人が、好かれていることに気付くと思います。
仕事やスポーツで失敗をして、いつまでも落ち込んでいる人を見て、あなたはどう思いますか?その人に魅力を感じることはありませんよね?
逆に失敗を素直に受け入れた上で、ポジティブに物事を捉えている人に好感を持つのではないでしょうか?
人間は否定的なものに興味を持つ傾向がありますが、否定的なものに共感する傾向はありません。
なので、否定的、ネガティブではなく、ポジティブな行動、意見で相手と同調することで、相手に居心地の良さを与えることもできれば、頼りになる人間だと判断してもらうことができます。
他人に好かれる必要は全くない
ここまで好かれる人の特徴と話し方を3つに分けて伝えていますが、最初に書いたとおり
そもそも無理に他人に好かれる必要はありありません。その理由は下記の通りです。
・価値観の影響は回避できない ・付き合いできる人は少数 ・好きな人だけで人生は歩める |
価値観の影響は回避できない
私たちは人やモノの影響を受けて生きています。いくら独特な価値観の持ち主でも、幼い頃は学校、両親、同級生の価値観に触れることで、その人の価値観や人格が構成されます。
つまり、価値観や人格は、あなたが創っているのではなく、あなたが選択した環境によって創られています。
そう考えると
無駄な影響は受けたくないですよね?
あなたが愚痴ばかりこぼす人が苦手でも、あなたの暮らしている環境に、愚痴ばかりこぼしている人が集まっているのであれば、少なからずその人たちの影響を受けます。
これは学校という団体や会社を見れば明らかです。
小学校でも地域によって考え方や価値観体は大きく異なります。会社も同じです。IT業界にはIT業界の価値観があります。製造業には製造業の価値観があります。この2つの価値観も大きく異なります。
なので、みんなに好かれるために、たくさんの人と付き合いをしていると、あなたが影響を受けたくない人の影響まで受けることになります。この価値観の影響というのは回避できません。
このように無駄な価値観の影響を受けないためにも、あなたがどの価値観の影響を受けて、どの価値観の影響を受けないのか?といった取捨選択が大切になります。
そのためにも、みんなに好かれることを求めるのではなく、価値観が合う人を集められる魅力的な人間になることを目標にしましょう。
付き合いできる人は少数
1回きりの人生なんだから、たくさんの人に会って刺激的な人生を歩みたいと考えている人は多いと思います。
私もいつも同じ人と過ごすのではなく、色々な人から刺激をもらって、価値観や人格を育てていきたいと考えています。
しかし、時間は1日24時間と決められています。これを変えることはできません。つまり、私たちが付き合いができる人には限りがあります。
それなのに、みんなに好かれて、たくさんの付き合いをしたいと思っていても、物理的に不可能です。それ人生を楽しむという意味でも非効率です。
なので、みんなに好かれるといった考えではなく、誰と付き合いをすることであなたの人生は充実するのか?といった視点で、付き合いを厳選していきましょう。
好きな人だけで人生は歩める
苦手な人と付き合わず、好きな人とだけ付き合いをしましょう。こういったことを伝えると、「そんなの不可能だよ!?」といった意見がありますが、現代であれば実現可能です。
「仕事はどうすればいいの?仕事に苦手な人がいたら無理じゃん?」そんな意見もあるかと思いますが
今は仕事を選べる時代です。
業種によっては誰とも会わずに仕事をすることも可能です。フリーランスといった形態であれば自宅で仕事をすることも出来ます。
YouTubeなどで特定分野のスキルを磨けば、会社員以上の給料を得ることもできます。現在は本当に多くの選択肢がある時代です。
正社員として就職したら転職するのはリスクといった、時代錯誤の固定概念を捨れば、好きな人とだけ付き合いをしていくことはできます。
わざわざ苦手な人と付き合いを続けるといった選択をするくらいであれば、少し勇気を出して、これまでとは違う環境に飛び込んでみるのも1つの考え方ではないでしょうか?
好かれる人の3つの特徴を応用
同調力と環境選択の2つを意識していれば、好きな人とだけ時間を共有することは可能ですが
ここでは好かれる人の3つの特徴を応用して、あなたが付き合いをしたい人を、あなたの周りに集めるための3つのポイントをお伝えします。
・誇れる探究心、成長欲求が必要 ・特定分野のリーダーシップ能力 ・失敗を価値に変えて提供をする |
誇れる探究心、成長欲求が必要
あなたの周りに人を集めるなら、探究心と成長欲求は欠かせないと思ってください。私たちは一生懸命になっている人を応援したくなります。
子供が一生懸命何かに挑戦していたら応援したくなりますよね?
これは大人も同じです。探究心や成長欲求がなくダラダラ仕事をしている人より、仕事を覚えるために一生懸命働いている人を応援してくなるし、そういった人の周りには自然と人が集まります。
これと同じで好きな人を集められる人間になるためにも探究心と成長欲求が必要になります。この探究心と成長欲求が強ければ何もしなくても、あなたの価値観に近い人たちが自然と集まります。
あなたが何かに一生懸命になっている姿を見て、あなたに近寄ってきた人は、あなたが取り組んでいる物事に興味がある可能性が高いでので、あなたの価値観に近いということになります。
逆に探究心や成長欲求がなければ、 あなたの周りに人は集まらないだけではなく、相手にあなたの価値観や興味を伝えることができないので、あなたの価値観に近い人が集まることはありません。
好きな人を集められる人間になるためには探究心と成長欲求は、あなたの価値観を他者に伝えるために大切なものになります。
この2つを意識して日々の生活を送ってみましょう。
特定分野のリーダーシップ能力
好かれる人の3つの特徴のうち1つにリーダーシップ能力があります。このリーダーシップ能力は、好きな人を集められる人間になるためにも必要不可欠です。
私たちは何かの影響を受けて生きているわけですが、何の影響を受けているのか?と言えば特定の分野でリーダーシップ能力を発揮している人やモノになります。
あなたの趣味が料理であれば影響を受けているのは、レシピ本を出している料理人や、WEBでレシピを提供しているクラシルやクックパッドなどのサイトですよね?
このように私たちは、自分の価値観を基に特定分野でリーダーシップを発揮している人やモノに引き寄せられます。そして、そこで出会った人たちとコミュニケーションをとって人間関係を構築しています。
なので、好きな人を集めるのであれば、あなたが人やモノに引き寄せられるのではなく
特定の分野でリーダーシップを発揮して、周りの人があなたの引き寄せられるような状態を作っていきましょう。
失敗を価値に変えて提供をする
好かれる人の特徴の1つに失敗をポジティブに捉える人がありますが、これを応用すると失敗を価値に変えて他者に提供するということになります。
これは特定分野で探究心を発揮して、リーダーシップ能力を高めれば後はあなたの失敗を実例として他者に伝えるだけでOKです。
あなたにとって失敗は失敗かもしれませんが、他者にとって、その失敗は価値になります。
自尊心が高い人は失敗を隠そうとしますが、失敗は人間味を感じられる部分でもあり、話のネタとしては非常に使いやすいものです。
なので、人を巻き込むといった部分に関しても失敗を価値に変えて提供することで、他者を巻き込むことができます。
好きな人に囲まれた人生を実現
好きな人に囲まれた人生は、あなたの欲求に基づいて選択した人たちと、時間を共有しているので、なんとなく大勢と付き合いをしている八方美人とは、人生の充実度のケタが違います。
ただ、この記事でお伝えした3つのポイントを意識したからと言って、明日からあなたの周りに人が集まるわけではありません。
あなたの周りに人が集まるようになるには、もちろんそれ相応の時間が掛かります。
このスピードをあげるために最初は同調力を意識してください。
あなたが好きな人に対してだけ同調力を利用していれば、あなたの周りには、あなたのことを好きな人だけが残り、あなたと価値観が合わない人とはいなくなります。
つまり、人の取捨選択をしてください。
人の取捨選択といった言葉の響きは悪いかもしれませんが、私たちを取り巻く環境が、私たちを創っています。
そして、私たちの心を支配しています。なので、この記事を最後まで読んでくれたのであれば
無理に好きな人を集められる人間にならなくてもいいので、最低限あなたが好きな人とだけ付き合いができる環境作りを意識していきましょう。
また、環境だけではなく、欲求、選択基準も人生に大きな影響をあたえます。
この辺りは、心理学と欲求に基づいた選択基準ということで、無料オンライン講座(https://essencia.jp/ma)を用意しているので、そちらで一緒に学んでいきましょう。
ここでお伝えしたいのは、あなたの周りに好きな人だけを残して生きていくことで、人生は大きく変わるし、それを実現するためには、同調力と環境選択のたった2つだけで難易度は高くないということです。
では今回は以上です。参考にしてください。