将来の不安を大調査!! 将来を考える女の仕事の条件

「将来、結婚、出産、老後を考えると不安」「将来が急に不安になる」など、女性の多くが漠然と将来に対して不安を感じています。このままでいいのだろうか、この仕事でやっていけるのだろうかと不安になってもすぐに変えられるものでもなく、辛くなってしまいますよね?

この記事では、将来に不安を持っている女性の社会の現状と、女性が仕事、結婚、出産、老後などの不安に対してどう対処していけばいいのかを3つのパートに分けて書いていきます。

将来結婚しなければ、一人で老後までを考えなければいけない、今の仕事でやっていけるのだろうか?これはほとんどの女性が考えることでしょう。かといって、どうすればいいのか分からずに不安は大きくなるばかりではありませんか?

こういった将来の不安に対して、今考えるべきことをここで書いていきます。将来安心して過ごせるように、ぜひ参考にしてください。

【—このページの目次—】
1.女性の不安的中!? 社会の現状とは
2.将来のために女性の仕事を考える
3.結婚や出産そして老後、将来の不安のために今できること

女性の不安的中!? 社会の現状とは

ほとんどの女性が将来に対して不安を抱いています。それは、自立をして、この先どうなるだろうと今後のことを考えるからですね。多くの女性が社会に進出している現代ですが、女性の立場はまだまだ弱い立場にあるのです。

それは女性が結婚、出産を経験し、企業にとってはコストがかかってしまうからです。

女性の立場が弱いのは、国の統計を見てもわかります。現代は、仕事と育児の両立支援も増え、女性の就業率が増えています。しかし、ここ最近では、女性が子供ができても職業を続けた方がいいと考える男女が、5割を上回ったと報告されています。このことからも、女性の社会進出に対する意識は、大きく変化したということがわかります。

しかし、その現状ですが、女性の就業率は増えたものの、女性が管理職につく割合は13%と、欧米諸国やアジア諸国に比べてかなり低いのが現状です。収入の面でも、男性一般労働者の給与基準を100としたときに、女性一般労働者の給与水準は73.0という格差があるのです。

確かに男性と女性では違いがあります。しかし、その違いが仕事に問われる場合でなければ、男女の評価に差があってはならないのですが、就職の時点で、一般職といった女性向けの窓口がある企業は多数あります。

そして、女性への支援ができるような大きな企業でなければ、その差はまだまだ埋めることができません。

このように、女性の将来が不安になる原因は、社会の女性の評価に関係しているといえるのです。しかし、これは自分が変えれるものではありません。では、どうしていけばいいのでしょうか?それを次に書いていきたいと思います。

将来のために女性の仕事を考える

社会の女性の評価が、男性よりも低いということが分かりました。もし、結婚そして出産となればブランクもできてしまいます。ですので、女性ひとりでも将来安心して過ごすためにと、仕事の見直しをしなければいけません。

それはなぜかというと、女性も男性と同じように今後の人生が待っているからです。結婚したとしてもしなくてもひとりで生きていける力が必要だということです。そして、女性が男性の給与水準になるためには、男性よりも長く働くか、能力で評価をもらうという手段になるからです。

ただし、長時間働くというのは、限度があります。働くだけ働いても体調を壊してしまえば逆効果になります。ですので、能力に評価をもらうという方法の方を考えましょう。

誰にも負けないような能力があれば、そこに価値が生まれます。それを活かす仕事であれば必然と給与は上がるのです。そうすれば、たとえひとりでも安心して生きていけますね。

または、女性ならではの感覚を使った仕事で評価されるという場合もあります。受付となる窓口の担当には女性が起用されます。それは、女性ならではの特徴があるからなんですね。ですので、女性の持ち味を活かせる、そこに加えて価値のある能力を道つければ男性には真似できないものという価値が生まれます。

どちらも能力を活かすことで価値が生まれるのですが、誰でもできるようなものを選んでも、価値は生まれません。身につける能力を選ぶのにも、価値が生まれるものを選ぶことが必要です。

あなたの今の仕事は価値のあるものでしょうか?もし、価値が見出せないというのであれば、今から能力を身に着ける選択が必要です。

価値の生みだす能力を身につければ、もし結婚して産休や育児休暇をとっても、復帰が簡単になります。逆に価値がなければ、仕事もありふれたものになり、退職をすれば転職が難しくなります。企業は、能力を評価し給与を支払っているのですから、自分の能力を育てることを考えなければいけません。それは、もし結婚しても、ゆとりができた時に社会へ再復帰したりと将来の可能性を広げる手段でもあるのです。

結婚や出産そして老後、将来の不安のために今できること

女性ひとりで安心して将来を過ごすためには、価値ある能力をつけることが必要だと書いてきました。それには、大きな理由があるのです。それは、結婚や出産はあくまで可能性だからということです。

出産は女性にしかできないことです。しかし、その出産も将来するのかどうかは分りません。もちろん、結婚するのかさえも、今は分からないのです。それは、あなたに将来結婚願望や出産願望があっても、それは確定ではないからです。

女性なら結婚や出産を考えてしまうのは当然のことでしょう。しかし、それを考えるあまりにあなたの描いた将来に期待を寄せすぎてはいけません。なぜかというと、そうならない人生になる可能性もあるからです。ですから、女性ひとりでも困らないように、対策を立てておいた方が良いのです。

もし結婚や出産をして専業主婦になったとしても、あなたが身につけた価値ある能力がマイナスになることはありません。むしろ、将来の可能性を広げるものとなるのです。

ですから、結婚や出産を考えても、そこに頼ることがあってはリスクが高くなります。独身のうちにできることは多いです。それを利用して、あなた自身を、価値ある存在にするための努力をしていくことを、忘れないようにしていきましょう。

将来の不安、将来の女の仕事のまとめ

将来の不安、将来の女の仕事のまとめは以下になります。

・女性の不安と社会の現状
・将来のための女性の仕事
・将来の不安のために今できること

著者の私も結婚や出産を考えますし、社会での苦い経験もしてきました。しかし、考えても不安は増すばかりで、私にできることは不安に対抗するために自分が動くことしかないのだと思いました。誰にでも不安はあります、そして自分の目指す将来に向かって動くしかないのです。この記事を書くことで女性としてぶつかる不安を少しでも取り除けたらと思っています。

YOSHIKA YAMASAKI

マルチクリエイターとして活動。幼い頃から表現の世界に足を踏み入れ、それは、写真、絵画、詩をまたぎ、人間の深層心理までをも引きずり込んだ表現意欲を探り続ける旅となる。地図を持たない自由な旅を国内外問わず続け、人の多様性を学び、自然を学び、自らの表現の糧とする。自由奔放な発想で、大手外資系企業との経歴も抱えながらも、現在は表現者として、人と人の関係、ひいては、人と自然の関係を探る旅を再開している。

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