仕事のミスのトラウマ | 克服するための3つの法則

「仕事のミスがトラウマになっている」「仕事のミスのトラウマが克服できない」と悩んだりはしませんか?仕事のミスがトラウマになってしまえば、またミスをするのではないかと不安になるばかりで仕事が手につきません。

この記事では、仕事のミスがトラウマになったとき、どのように克服をしていくかを3つの法則を書いていきます。

トラウマが消えなければ、仕事にも身が入らず、転職をしたほうがいいのかもと考えたりもしますよね。

ここでは、仕事のミスがトラウマになったときにどうすればいいかを書いていきますので、ぜひ読んでそのトラウマを克服していきましょう。

【—このページの目次—】
1.仕事のミスは過去のこと、変えられるのは今しかない
2.過去の仕事のミスをチャンスに変える
3.仕事のミスで信頼を失ったら取り戻すしかない

仕事のミスは過去のこと、変えられるのは今しかない

過去に起こったことはかえられません。つまり、仕事のミスをしたのをどれだけ反省しても悔やんでも、その事実は変えられないのです。変えられるのは今だけなのです。

過去は変えられませんが変えられるのは、現在の行いです。その現在が未来をつくっていくのですから現在を変えることが今できることなのです。

仕事のミスは誰にでもあります。それが重大なミスでトラウマになってしまうようなものでも、起こらないとは限らないのです。しかし、過去のことは変えられません。これは事実です。

ですから、起こってしまったことをどれだけ悩んでも考えても、それだけでは意味のないことになってしまうのです。しかし、過去ばかりを考えることは意味がなくても、今現在を変えるために働きかけることはできるのです。つまり、過去の失敗を現在に活かすということはできるのです。

ミスをしたら誰でも悔やみ考えてしまうでしょう。しかし、必要以上に過去を考えても、何もうみだしません。そのミスをどうしたら次にしないかと考えるなどのように、現在のために考えているのであれば、成果を生むことができます。それが唯一できることでもあります。

仕事に対して責任を負うからこそトラウマになったのでしょうが、その責任を負うならば失敗をそのままにしておくのは逃げているということになります。失敗を活かすことで責任を果たせるといえるのではないでしょうか。

仕事のミスは自分だけに影響しているものではないので、その責任の重さを感じてトラウマになったのでしょう。しかし、今は辛くとも、今変化を起こせば未来を変えられるのです。過去は変えられないので、今苦しいのは仕方のないことという諦めも肝心になります。そして未来のために失敗を乗り越え責任を果たしましょう。

過去の仕事のミスをチャンスに変える

失敗はそのままにしておいても失敗のままです。しかし、失敗を自分の成長のチャンスへと変えることができるのです。

なぜなら、失敗は次に活かすための気づきになるからです。

失敗をそのままにせず、次の仕事へと活かした時に成長するのはあなた自身です。仕事の精度も上がるということになります。それは失敗により気づきがあったからなのです。

そのミスが予測可能なミスであったのであれば、どこに落ち度があったのかと気づくチャンスになります。そのミスが予測不可能なミスであった場合には、予測の力が十分でなかったと気づくチャンスになります。

その気づきは次に活かすか次に活かさないかのどちらかしかありませんが、自分が成長するためには活かす道以外にはありません。

重大なミスであれば落ち込みも大きいとは思いますが、それをあなた自身の成長へのチャンスに変えるか変えないかはあなたの判断次第です。

ミスをチャンスに変えなければ、失敗は失敗のままですのでトラウマが消えて無くなることはありません。ミスをチャンスに変えることで、再度仕事に取り組むことになりますので、それはトラウマを乗り越えていくということになります。トラウマを乗り越えたい場合も、ミスをチャンスに変えることが必要なのです。

仕事のミスで信頼を失ったら取り戻すしかない

仕事のミスをしたのなら、信頼を失ったのではないかと考えてしまうでしょう。その信頼は、ミスを乗り越えることでしか挽回はできません。

なぜかというと、信頼とは自分が決めるものではなく、他人の判断で決まるからです。

信頼されることとは、あなたの行いによって獲得したものであり、他人がその評価をしているということになります。もし、仕事のミスで信頼を裏切ってしまったと感じているのであれば、そのミスを挽回するには、同じ仕事で挽回を果たす以外にありません。

つまり、仕事のミスで評価が落ちているなら、仕事をすることでまた信頼を築いていくしかないということです。

もし、仕事のミスがトラウマになって手につかないと部署を移動したり、転職をしたりすれば、その信頼は獲得のしようがありません。信頼を損なったままだということです。その場合は、いつまでも信頼を損なってしまったという結果を変えることはできません。

もし、仕事のミスで信頼を損なってしまったことがトラウマの原因として大きいのであれば、それを仕事で挽回するしかないのです。
信頼を築くには時間もかかりますし辛いでしょうが、今は辛くとも未来は変わります。根気強く乗り越えていきましょう。

仕事のミスのトラウマ | 克服するための3つの法則のまとめ

仕事のミスのトラウマ | 克服するための3つの法則のまとめは以下になります。

・過去のミスは今を変えるためにある
・仕事のミスをチャンスに変える
・仕事のミスで失ったものは仕事で取り返すしかない

仕事のミスをしてしまうとその責任を感じ引きずってしまいます。それが大きければトラウマになって仕事に対して不安や恐怖がでてくるでしょう。しかし、仕事の責任をおうならば、そのミスのフォローをしなくてはなりません。仕事での落ち度は仕事で返すことが求められていることでもあります。それ以外に返すことなどできないということでもあります。

トラウマの状況に負けてしまえば、失敗は失敗のままになってしまいます。それはトラウマを増長させる原因ともなるでしょう。今ここで乗り越えることがトラウマの克服でもあるのです。

YOSHIKA YAMASAKI

マルチクリエイターとして活動。幼い頃から表現の世界に足を踏み入れ、それは、写真、絵画、詩をまたぎ、人間の深層心理までをも引きずり込んだ表現意欲を探り続ける旅となる。地図を持たない自由な旅を国内外問わず続け、人の多様性を学び、自然を学び、自らの表現の糧とする。自由奔放な発想で、大手外資系企業との経歴も抱えながらも、現在は表現者として、人と人の関係、ひいては、人と自然の関係を探る旅を再開している。

記事一覧