中学時代のいじめのトラウマに悩むなら押さえたい3つのポイント

「中学時代のいじめのトラウマから解放されたい」「いじめのトラウマが今でも…」と悩んではいませんか?中学時代のいじめがトラウマになり今でも苦しめているのではないでしょうか?

この記事では、トラウマがどんなものか、なぜトラウマになるのか、そしてトラウマをどうするかについて書いていきます。

いじめをいまでも思い出して苦しくなると、不安や焦りがでてしまい、夜も眠れなかったり、人と接することも怖くなります。

ここではその対処法も書いていきますので、これを読んで、明るい未来を築くための参考にしてください。

【—このページの目次—】
1.中学時代のいじめの経験があるとき
2.トラウマとはいったい何?
3.トラウマを解消するには?

中学時代のいじめの経験があるとき

もしあなたが中学時代にいじめにあっていた、もしくはいじめていた場合、それが原因で今の生活に問題が出てきているのかもしれません。

なぜかというと、中学時代という過去の経験が絶え難く、忘れられないものとなっているからです。過去のいじめの経験がなかなか忘れられない、ことあるごとに思い出すといった場合、それがトラウマになっている可能性が高いのです。

トラウマを持ってしまった人の中には、いじめの経験から人と会うことが怖くなったり、引きこもってしまったり、急に過去の記憶が蘇り呼吸が難しくなったりなどする人がいます。その他にも症状の出方は様々ですが、もし過去のいじめの経験を思い出してしまう場合は、それが引き金になって様々な症状がでてしまっているのかもしれないのです。

トラウマとはそれほと深刻なもので、普通に生活することさえも難しくさせてしまうのです。次に、トラウマとはどういったものか詳細を見ていきます。

トラウマとはいったい何?

トラウマという言葉はよく聞きますが、ここでもう一度トラウマとは何かを考えてみましょう。

トラウマがどんなものか知らなければ、解決手段がわからなくなります。ですから再確認をしていきましょう。

トラウマとは心的外傷と言われ、外的内的要員による肉体的及び精神的な衝撃を受けたことで、長い間それにとらわれてしまう状態で、また否定的な影響を持っていることを指します。

人はストレスがかかる場合に、それをコントロールする術をもともと持っていますが、あまりのストレスがかかりすぎるとそのコントロール機能も制御できない状態となるのです。

その結果、影響が持続的に苦痛を伴えば急性ストレス障害となり、1ヶ月以上持続する場合は心的外傷後ストレス障害(PTSD)といわれます。

トラウマの典型的な原因は、虐待、犯罪や事故、いじめ、暴力、パワハラ、セクハラ、モラハラ、大規模な自然災害などが例えられます。

トラウマによる症状は、防衛規制による退行であり、つまり身を守るために反応しているものなのです。そして、学生時代のいじめの経験は、のちに精神疾患を発症する確率が通常の4倍とも言われているのです。

トラウマを解消するには?

トラウマは過去の経験を現在の経験と結びつけてしまうことにあり、それには苦痛を伴うものです。ですから、専門医のもとで治療を受けることが望ましいのです。

トラウマとなっている場合は、すでに過去といっても切り離すことが既にできない状態です。自分で治そうと思っても簡単にはいかないので、医者の元での治療がよいでしょう。

治療は診断によって変わりますが、カウンセリング、認知行動療法、持続エクスポージャー療法、認知処理療法、トラウマフォーカスト認知行動療法、EMDRなどの方法があります。

これらの治療の方法は、専門医とのカウンセリングによって変わりますので、まずは精神科・心療内科の診察を受けましょう。

このまま放っておけば苦痛から解放されないばかりか、様々な精神疾患を併発してしまう可能性もあります。少しでも悩んだり、辛かったりするのであれば、カウンセリングだけでも受けてみるのがおすすめです。

辛い過去のトラウマから解放されれば、自分らしく自分の人生を歩むことができます。人生は楽しく輝かしいものです。できるだけ早く自分を取り戻しましょう。

中学時代のいじめのトラウマに悩むなら押さえたい3つのポイントのまとめ

中学時代のいじめのトラウマに悩むなら押さえたい3つのポイントのまとめは以下になります。

・中学時代のいじめの経験があるとき
・トラウマとは何か?
・トラウマの解消法は?

中学時代のいじめを経験していれば、それは辛い過去になるはずです。その辛い過去を今でも思い出しては辛い思いをする、それがトラウマになっているからなのです。
トラウマになって離れなければ、今の生活さえも十分に楽しむことはできません。ですから、できるだけ早い解決をしていきたいものです。

YOSHIKA YAMASAKI

マルチクリエイターとして活動。幼い頃から表現の世界に足を踏み入れ、それは、写真、絵画、詩をまたぎ、人間の深層心理までをも引きずり込んだ表現意欲を探り続ける旅となる。地図を持たない自由な旅を国内外問わず続け、人の多様性を学び、自然を学び、自らの表現の糧とする。自由奔放な発想で、大手外資系企業との経歴も抱えながらも、現在は表現者として、人と人の関係、ひいては、人と自然の関係を探る旅を再開している。

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