「将来が絶望しかない」からの脱出 | やり直しの人生計画

「将来が絶望にしかない」「絶望感でいっぱいだ」と感じることはありませんか?
絶望感を抱えているということは、何事も楽しく過ごせることもない、そんな状況ではないでしょうか?

この記事では、将来が絶望的だと感じる時にどうすればいいのかを3つ書いていきます。

理由ははっきりとは分からないけど絶望や不安でいっぱいだ、これまでに失敗を繰り返してきて将来は絶望的だと感じているのなら、仕事にも生活も辛さに耐えるだけになってしまいます。

ここでは、その絶望感をどうすれば解放できるのかという解決策を3つに分けて書いていきますので、ぜひ参考にして辛い気持ちを解放していきましょう。

【—このページの目次—】
1.将来ではなく現状を受け入れること
2.自己否定が絶望を生み、自己肯定が希望を生む
3.絶望的な将来ではなく、明るい未来を描く

将来ではなく現状を受け入れること

将来が絶望的に見えてしまっている、それは、過去のことを振り返っているからか、将来が漠然と絶望的に見えているのかのどちらかに分けられます。こういった時に、大切なことは、現実を受け入れるということです。

それはなぜかというと、過去は変えられないものであり、また未来は分からないものだからです。ですから現実的に考えることが必要なのです。

たとえば、過去に失敗があり、その経験から将来が絶望的に見えたとします。しかし、過去を恨んでも過去は変わりません。過去に戻ることもできないので、今現在の状況をみつめ、そこから将来の計画を立てることが必要なのです。

もし、将来に漠然とした不安や恐怖があり、絶望的に見えてしまうという場合は、何がそう思えるのかを紙に書き出しましょう。そして、紙に書き出した不安を解決するために何ができるのかを現時点から考えるのです。

対策ができれば、それについては不安になることはありません。ですから一つ一つ対策を具体的に対策を立てればいいのです。

どちらの場合も、将来が絶望的だと考えられている時点では、まだ将来のことは決まっていないのです。ですから過去でもなく将来でもなく、現在を受け入れることが大切なのです。
将来は今の積み重ねの結果なのですから、一番大切なのは現在の地点を見ることなのです。

自己否定が絶望を生み、自己肯定が希望を生む

将来の絶望感を解放するためには、自己否定ではなく自己肯定をしなければいけません。

なぜなら、自分のことを受け入れられなければ、自分の将来も受け入れられないのは当然だからです。

将来を考えて絶望的になるのは、将来に対しての恐怖や不安があるからです。その将来を変えるために行動を起こせればいいのですが、自分ができるわけがない、こんな自分では頼りないと自分に自信を持てなければ、行動が起こせなくなるのです。

誰でもこれまでに、努力をしてきたはずです。それはテスト勉強だったり、就職活動だったり、仕事の企画において、生活するためになど、そこには結果はどうであれ、努力してきた自分がいます。それを認めることが自己肯定になるのです。

もし、結果に左右され過ぎてしまえば、自分がしてきた努力も否定し始めてしまいます。努力したことは、努力したこと事実を認められれば、たとえ結果が失敗だったとしても、何がよくて何がよくなかったのか冷静に正しい判断ができるのです。

自分を肯定すると、甘えているのではないかと心配をしてしまかもしれませんが、そういう時は、事実なのかそうでないかを判断基準にするといいでしょう。

過去を振り返って、結果はよくなかったけど、自分のこういうところはよかったと思えることで、バランスの良い自尊心を持つことができるのです。それを癖づければ、将来の漠然とした絶望感も、過去の失敗からくる将来の絶望感も、違った形で見えてくるのです。

絶望的な将来ではなく、明るい未来を描く

将来のことはどんな人にも分かるものではありません。もちろん、あなたも例外ではありません。

なぜなら、将来は未来のことで、まだ決まっていないのですから当然ですね。

あなたが将来に絶望感をもっているのならば、ここまでに書いたように、現実を受け入れ、自己肯定をすることを始めます。その後は、絶望的な将来ではない将来の計画を立てればいいのです。

将来に目標がなければ、人生は楽しみがなくなり、空虚感や絶望感を生み出していきます。今の時点で絶望感を抱いているというのならば、将来の目標がないか、将来の目標にズレがあるかのどちらかなのです。

ですから、理想の将来の目標を、再設定するといいでしょう。そこには注意点が2つあります。

1つ目は、今の自分の状態がスタート地点だと考えることです。
これは、最初に書いた、自分を受け入れることでもあるのですが、こんな自分になるはずはなかったという仮定の考えがあっては、現実的な目標を立てることができないからです。

2つ目は、目標を立てる時に、一般的にあるような将来モデルを立てたり、周りからいわれた将来モデルを立たりはしないでください。自分がどんな将来を送れたらいいか、それだけを考えて将来の目標を立ててください。

自分が良いと思えない人生を送っても、また空虚感や絶望感を生み出すだけです。ですから、自分がどんな人生にしたいかと目標を立てることが、重要なポイントになります。

このように、将来に対して絶望感があるときは、それが続くのだという考えをまず解放しなければいけません。将来とは今から作っていくものなので、将来どうなるのか決めるのは、今ということなのです。絶望感でいっぱいであれば、毎日が辛く押しつぶされそうになっている状態ですが、もう一度自分を奮い立たせ、絶望的ではない将来をつくっていきましょう。

将来絶望しかない、やり直しの人生計画のまとめ

将来絶望しかない、やり直しの人生計画のまとめは以下になります。

・将来ではなく現状を受け入れる
・自己否定が絶望を生み、自己肯定が希望を生む
・絶望的な将来ではなく、明るい未来を描く

絶望感というのはとても怖いものです。何もかもの気力を失ってしまうのですから。そんな状態の時に、どうすればいいのか当の本人には、見えないのが、より状況を悪化させます。
現代は匿名での相談ができたりとするので、以前よりその道から解放されるオプションはあるのかもしれません。
何よりも辛いのは悩んでいる本人なのですから、そういった方が絶望感から解放される気かっけになれればと思います。

YOSHIKA YAMASAKI

マルチクリエイターとして活動。幼い頃から表現の世界に足を踏み入れ、それは、写真、絵画、詩をまたぎ、人間の深層心理までをも引きずり込んだ表現意欲を探り続ける旅となる。地図を持たない自由な旅を国内外問わず続け、人の多様性を学び、自然を学び、自らの表現の糧とする。自由奔放な発想で、大手外資系企業との経歴も抱えながらも、現在は表現者として、人と人の関係、ひいては、人と自然の関係を探る旅を再開している。

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