将来起業したいなら就職で挑む !!

「起業を考えているがどう進路を取ればいいのか」「将来起業を考えているけど、卒業後起業か、就職後起業か」と悩んではいませんか?着実に起業への道を進んでいきたいのに進めないとなると、不安や焦りを感じますよね?

この記事では、将来起業を考えている人に向けて、起業に必要なものとは、なぜ起業に就職をおすすめする理由を書いていきます。

起業する自信はあっても、失敗すると背負うリスクは高いです。起業に失敗しないためにも、この記事を参考に、もうあなたの起業プランを確認してください。

【—このページの目次—】
1.将来起業家は増えている、その実態は!?
2.将来起業をするために必要なもの
3.将来起業するなら就職がおすすめ

将来起業家は増えている、その実態は!?

大手会社の倒産、終身雇用の崩壊など暗いニュースはあなたも知っているでしょう。そのため、起業をしようという人は増えています。最近では副業が盛んになり、その後起業を目指す人も多いのですが、起業して存続できているのは約10%ほどというのは現実です。

その理由は、失敗した時のリスクが大きい、資金不足、運営に関する知識やノウハウの不足などがあげられます。ですから、将来起業を考えているのであれば、このような事態は避けなければいけません。

若い世代を中心に起業の関心は高まり、誰でも起業できるといった風潮がありますが、起業しても失敗に終わった理由を見てみれば分かるように、起業は決して簡単なものではありません。起業前にしっかりと準備することが必要なのです。

将来起業をするために必要なもの

将来起業をするにあたって必要なものは、知識やノウハウ、そして経験です。

なぜなら、起業をした後には、会社の経営を継続していかなければならないからです。

起業することは誰にでもできるかもしれませんが、継続していかなければ意味はありません。ですから、経営を続けていくためには必要な知識、ノウハウ、そして経験も必要になってきます。

起業をすれば、自分でゼロから実績を作らなければならないのです。変化する状況の中に対応できる企画力と発想力、資金の運用、流通・財務・法務・宣伝などについての知識やノウハウなど、会社がそれぞれの部署に分けて行っていたものを全てを管理しなければならないのです。従業員がいれば、従業員との信頼関係を築く力も必要です。

このように、起業するとひとことにいっても、それは簡単ではないことが分かるはずです。しかし、努力をすればこういった知識やノウハウは身につけることができるので、それをクリアすることが起業前の最低条件になるのです。

将来起業するなら就職がおすすめ

あなたが起業を考えているのであれば、学生起業ではなく、就職後に起業をおすすめします。

それはなぜかというと、社会経験で得ることができるのは実務経験だからです。

努力をすれば知識やノウハウは身につけることができます。しかしそれと実務経験で得られるものは違います。そして、実務経験でしか得られないものがあるのです。

どのような場合でも、実際に経験してみると初めて分かるものがあります。それが、起業後失敗しないために有効なのは言うまでもありません。

就職をする場合のメリットですが、就職をすることで、社会人の常識が分かります。従業員として働けば、従業員の立場を理解することもできますし、就職先がコンサルタント会社やベンチャー企業であれば、起業してからの流れを経験として理解することができます。

実践となると状況は常に変わるわけですから、起業後にイレギュラーな事態になっても、それに対応できる力もつける事になるのです。

起業するために就職することは必須ではありませんが、起業家には、企業として総合的な業種の理解と、経営を継続する能力が必要になるのです。ですから、多くの知識や経験があれば、成功する可能性が上がるということなのです。

将来起業したいなら就職で挑むのまとめ

将来起業したいなら就職で挑むのまとめは以下になります。

・将来起業家の実態
・将来起業に必要なもの
・将来起業には就職がおすすめ

2018年は副業元年ともいわれ、以前にも増して企業を目指す人は増えました。しかし、その存続確率はというと低迷しているのが実情です。これから企業を目指すのならば、こういった結果から学ぶことは多くあります。この記事があなたの今後に役立てると嬉しいです。

YOSHIKA YAMASAKI

マルチクリエイターとして活動。幼い頃から表現の世界に足を踏み入れ、それは、写真、絵画、詩をまたぎ、人間の深層心理までをも引きずり込んだ表現意欲を探り続ける旅となる。地図を持たない自由な旅を国内外問わず続け、人の多様性を学び、自然を学び、自らの表現の糧とする。自由奔放な発想で、大手外資系企業との経歴も抱えながらも、現在は表現者として、人と人の関係、ひいては、人と自然の関係を探る旅を再開している。

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